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407. Infant Botulism, Israel, 2007-2021

Goldberg B, Danino D, Levinsky Y, et al. Infant Botulism, Israel, 2007-2021. Emerg Infect Dis. 2023 Feb;29(2):235-241. doi: 10.3201/eid2902.220991. PMID: 36692296.

2007年から2021年の間にイスラエルで報告された乳児ボツリヌス症確定例の全国多施設共同レトロスペクティブ研究を行った。調査期間中に報告された症例は合計8例で、2019~2021年の間に、5例のクラスターが発生した。診断時の乳幼児年齢中央値は6.5カ月で、以前の報告(3カ月)より高かった。ほとんどの症例が3~7月に発生し、蜂蜜の摂取が1例、環境危険因子(農村部や建設地の近くに住む、粉塵暴露、農業を営む父親を持つ)をもった症例が6例報告されている。乳児ボツリヌスはまれであるが、イスラエルでの発生率は近年増加している可能性があり、その疫学および危険因子はイスラエルで以前に報告された症例とは異なっていた。

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