Today I Read #119

Dorman SE, Nahid P, Kurbatova EV, et al. Four-Month Rifapentine Regimens with or without Moxifloxacin for Tuberculosis. N Engl J Med. 2021;384: 1705-18.

結核治療6ヶ月の壁を破るための挑戦。モキシフロキサシンを使った4ヶ月の治療が標準レジメンと比べて非劣勢だったという衝撃の結果に。
リファンピシン、イソニアジド、エタンブトール、ピラジナミド(コントロール)を、リファペンチン(半減期がリファンピシンより長い)、イソニアジド、エタンブトールに変えるメニューと、リファペンチン、イソニアジド、モキシフロキサシンに変えるメニュー。12ヶ月の結核無発症というアウトカムにおいて、モキシフロキサシンメニューが非劣勢。リファペンチンのみの変更は非劣勢を崩せず。有害事象はモキシフロキサシンメニューとコントロールは同程度。

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