都知事選 考察①

Twitterでは自分の理念や政策案を伝えるのに限界があると思ったので、noteを始めてみることにしました。
どうせ不定期更新ですが、見ていただけると嬉しいです。
如何せん、Twitterやインスタで育った人間なので、このブログ形式が慣れません。

今回は7月5日に投開票された東京都知事選挙について考察したいと思います。
結果はご存知の通り、小池都知事の圧勝でした。

僕は日本維新の会推薦の小野泰輔候補に投票しました。
理由は様々ありますが、
彼の前熊本県副知事としての実績と経験
アフターコロナもとい5年後10年後の東京を見据えた政策
誠実で真面目な性格
などを考慮して、決めました。

結果としては61万2530票で、全体の得票率としては9.99%となり、ギリギリ供託金没収となりました。
上から4番目の得票でした。
今回はこの61万票について考察したいと思います。

得票率9.99%の61万票をどうみるか、これは非常に多くの視点があるのかと思います。

単純比較する対象としては昨年の参議院選があると思います。
ここで日本維新の会は音喜多駿元都議を公認候補として擁立し、見事5番目の得票数で当選を果たしました。
その時の得票数が52万6575票で、得票率は9.2%でした。
この時に比べると今回の小野さんは9万票ほど票を伸ばしたことになります。
この要因はおそらく4月5月と大阪の吉村府知事の対応が評価され、テレビ出演が目立っていたことが大きいのではないかと思います。

またこの61万票をそのまま衆院選の比例東京ブロックに当てはめると、およそ2議席確保できる数字になります。
希望の党がない次の選挙では、維新はこの2議席を確保することが目標になるかと思います。

今度は選挙区ごとに見てみたいと思います。
前回の参院選でもそうでしたが、維新の得票は23区内に集中しています。
今回もその傾向が見られました。
この傾向は地域ごとの平均所得とも相関関係があります。

平均年収所得上位5地域

平均所得下位5地域

(おとな研究所より引用)

このように平均所得が多い地域ほど小野さんに投票しており、平均所得が少ない地域ほど小野さんに投票しないという傾向があります。
これをどう考察するかです。

単純に富裕層は維新に投票し、貧困層は維新を投票しないと考察することもできますが、
平均所得と偏差値や情報整理能力などには相関関係があることが考えられます。
そう考えると、しっかりとした情報を得ることができる人は維新の理念や実績に共感しているとも考えられます。
僕は後者である可能性は十分にあると考えています。

いずれにせよ、維新が今後関東や東京でしっかりと議席を確保していくためにはこの多摩地域での得票が欠かせないことは明らかです。

最後に小野泰輔さんの健闘は素晴らしいものであったと思います。
無名の小野さんが61万票を獲得したことは凄いことです。
結果は残念でしたが、また違う形で小野さんが挑戦することを期待したいと思います。

(目黒駅前最終街頭演説の様子)

ご閲覧頂き、ありがとうございました。