項羽と劉邦から学ぶ

こんばんは。
吉田です。

今回は、項羽と劉邦について語ります。

項羽と劉邦とは、キングダムより少し後の時代に中華の覇権を争った2人の名前です。

最初は、共に秦の国の打倒を目指して戦った同志だったのですが、秦を倒した後にお互いの国を持って治めるのですが、後に争うことになります。

この時代の面白いところは、食なんです。

美味しい物を食べるということではなく、兵糧や兵站という意味ですね。

1.リーダーに必要な資質

この時代のリーダーに求められるのは、兵達を食わしていけることです。

これはかなりシビアでして、もし食わせていけないリーダーだった場合、降ろされるか殺されて、新しいリーダーをたてられることになります。

この人に着いていけば飢えることなく飯が食えると思えば、沢山の人が集まる時代でした。

現代でも、会社の業績を落として、社員に給料を払えない、又は株主に配当を出せない社長だったら、やはり降ろされますので、この辺はあまり変わらないのかもしれませんね。

2.戦いの明暗を分ける

劉邦が項羽に勝てたのは、様々な要因がありますが、そのうちの一つが食になります。

項羽自身も、項羽が率いる軍も、劉邦の陣営に比べて圧倒的に強かったのですが、劉邦が常に食の確保をしていたのに対し、項羽は食を軽視していました。

戦いの終盤では、劉邦軍はしっかりと食べれていたのですが、項羽軍は飢えて段々と弱っている状態で、どんどん兵が減っていったそうです。

3.まとめ

項羽と劉邦の時代であれば、食わせてくれる人に着いていくこと、現代ならば、働きに見合った給料を出してくれる会社に入るのは当然と言えるかもしれません。

ただ、一番いいのは自分が食わせてあげられる、自分で稼げるリーダーになることではないでしょうか?

稼げる力があれば、いつでもどこでも食べていけますよね。

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