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デグーとの暮らし vol,1 デグーってどんな生き物?

テレワークや外出自粛等で自宅にいる時間が多くなっていて『この機会に前から欲しかったペットを飼いたいな』と思う方も多いのではないでしょうか?

ちなみに筆者は現在ザリガニ、メダカ、デグーを飼育しております。

この記事ではデグーと暮らしてみて良かった事、悪かった事をリアルな目線でお伝えできればなと思っています。これからデグーをお迎えしたいと考えている方は是非、参考にしていただければ幸いです。

まずデグーってどんな生き物?

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デグーはネズミ目、ヤマアラシ亜目、デグー科、デグー属に分類されます。チンチラやヌートリア、ヤマアラシとも血筋的に近いことになります。大きさは尾を含めなければ15cm~21cm程度、重さ250g~350g程度となります。

キンクマ、ゴールデンハムスターよりひと回りぐらい大きいサイズですね。

見た目はドブネズミと似ていると言われる事も多いのですが、顔つきはウサギやリス寄りでとても愛くるしい姿をしています。

寿命は齧歯類の中では長命で飼育下では5〜8年と言われています。

最大の特徴は長ーい尾にあります。表面が短い毛で覆われており、先端はホウキみたいにフサフサしてます。気をつけないといけないのがこの尾、トカゲが天敵に襲われた時に切り離すのと同じように引っ張ったりすると外皮が剥がれやすくなっています。回し車等に引っかかって皮が剥がれてしまうという事故も少なくありません。

そして何と言っても『アンデスの歌うネズミ』と揶揄される事もある、その鳴き声が有名です。

嬉しい時にピピピと小鳥のようなさえずりを聞かせてくれたり、怒った時にプゥー等、その愛くるしい感情表現もデグーの魅力ではないでしょうか。ちなみプゥーと鳴いている時にその可愛さからチョッカイかけすぎると本気で噛まれます。。。

普段スキンシップをとっている時に、彼らなりのコミュニケーションの一環で甘噛み程度でガジガジしてきますが、本気噛みは流血します。。。

また知能が高く、人間の3歳児並みの賢さを持っていると言われており飼い主の事も覚え非常に懐いてくれます。

複数飼いや単独飼いでは単独飼いの方が懐きやすいと言われています。またオスの方が甘えん坊な気性とも言われていますので、単独飼いならオスがお勧めです。ちなみに我が家のデグーも単独飼いの男の子です。

生活リズムは基本、昼行性なんですが、コレは飼い主の生活リズムにある程度、影響されます。筆者の飼育環境ではリビングにケージを置いており私か奥さんはだいたい夜中の1.2時まで起きているので部屋も明るくその間は元気に活動しており、日中に寝ている事が多いです。

ペットで気になるのは『臭い』という方も多いかと思います。結論から言いますとデグーは、生体そのものは全く臭くありません。これはやはり彼らが完全草食という事が大きいと思います。

フンも殆ど臭いがなく、尿には多少の刺激臭がありますがエサや敷材として使用する牧草の匂いの方が強いぐらいです。イメージで言うと和室の畳の匂いに近いですね。

とはいえケージの掃除を怠れば臭いも出てきますので、普段から清潔にしておけば全く問題無いと言えます。ちなみに我が家は毎日朝と晩に2回ステップ(足場)や餌箱をウェットティッシュでサッと拭き汚れが酷い部分はDAISOで買ってきたセスキ炭酸ソーダでプチ掃除しています。1回にかかる所要時間は10分もかかりません。

ケージ全体の掃除は春夏は週1回、秋冬は10日に1回程度の頻度で行っています。(45分程度)

あとデグー自身も非常に綺麗好きですので、砂浴びが必要です。体温調節が苦手な為、身体を濡らしたりお風呂は厳禁です。

砂はペットショップで小動物用の砂が売っていますのでそちらを使用します。間違っても公園の砂場の砂は使わないでください。雑菌だらけです。

筆者はチンチラ用の砂を使っています。砂の目が細かくて砂風呂後のデグーがフワフワします。

ケージの中に砂浴び用の容器を入れている方もいますが、砂が飛び散るのとかなりの高確率で中に尿をしますので、筆者はこれまたDAISOで買ってきたプラケース(写真2枚目参照)で朝晩どちらかのプチ掃除の際に砂浴びさせています。

あとやはり齧歯類、前歯が一生伸び続けるので兎に角、齧ります。ステップや小屋は木製のものが多いのでまずは齧ります。市販されている齧り木等も設置しますが、基本消耗品とお考えください。齧り具合?が気に入った物だったら1週間でボロボロにする事も。。。ここでまたDAISOが役に立ちます。DAISOで売っている木材を適当にカットすれば非常に経済的です。その他にもDAISOで売ってるモノで簡易ステップも作れたりします。またこのあたりは違う記事で紹介しようかと思っています。

さて如何でしたでしょうか?今回はデグーの特徴を我が家の飼育環境と合わせてご紹介させていただきました。次回はデグーを飼育して感じたメリット、デメリットをご紹介していきたいと思っています。

デグーを飼っている方、これから飼おうという方に少しでも参考にしていただければ幸いです。

現場からは以上です。



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