残留農薬はしつこい。
とある日の朝
我が家のアメザリ水槽が殺風景すぎるなと、近所のコーナンにてネットで調べてザリガニにオススメとあったカボンバとアナカリスを購入。
エビには使わないでと注意文があって、店員さんに聞いたところ輸入水草には検疫の都合、農薬が大量に使用されてるみたいです。
そこで農薬を中和する"水草その前に"を購入し、早速自宅で農薬除去作業をしました。
バケツ半分ぐらいに水を張って"水草その前に"を入れ水が白濁したところでカボンバ&アナカリス投入。10分程経ってから取り出してよく流水で流します。これで準備万端と思いアメザリ水槽に投入。
明るい緑色が水槽内の雰囲気を一気に明るくしてくれました。よっしゃよっしゃ。
アメザリ達も興味津々に登ったりハサミで摘んだりと大喜び。
しかし
その日の晩、水槽を見てみるとアメザリ達の様子がおかしい?隅っこでじっとしてるし、なんかフラフラしてる?
ザリガニは健康なら足を立てて水底を歩きます。その時は腹這いでズルズル動いてます。
餌も全然食いつきません。脱皮前も食欲が無くなりジッと動かなくなるみたいで最初は脱皮かな?とも思いましたが2匹とも様子がおかしい。これはやばい。すぐネットで検索。
『残留農薬による影響』
これが1番可能性が高い。記述では"水草その前に"を使っても農薬は8割〜9割程しか除去する事が出来ず、エビ類には少量の残留農薬でも甚大な被害を被る場合があると。特にホームセンター等で売られている輸入水草は農薬が大量に使用されている場合があると。これや。
この農薬何故か、メダカ等には全然影響ないみたいです。
すぐさま水草撤去、アメザリ達もプラケースに退避。
水槽内の水は9割以上変えて、底ずなや流木も洗いました。本来であれば水換えは水質が急激に変わってしまうことを防ぐためにも2割から3割ぐらいの水量が望ましいのですが、緊急事態ですのでそうもいってられません。
DAISOで買った簡易バクテリアの立ち上げ材を投入して数時間置いてから、アメザリ達を恐る恐る投入。
祈るように様子を見ていたら、なんだか元気。
いやいや油断は出来ないと数時間おきに様子を見ていくと、活発に泳ぎ回るほどに復活。
良かったー。無知って怖いですね。
水草は現在、生体の入ってないバケツにて毎日水換えして農薬抜きを試みております。
強いものなら2週間から1ヶ月もかかってしまうそうで、そんな手間かけれないと言う方はそもそも国産無農薬を選んだ方がいいです。
チャームさんなら無農薬水草を多く取り扱っておりネットでの評判も良かったです。
次回からはこちらで購入しよう。
ちなみに後日談ですが、1週間ほど毎日水換えし農薬抜きをしてからもう大丈夫だろうと、カボンバをメダカビオトープに投入。ものの数時間でミナミヌマエビさんが4匹中2匹☆になってしまいました…。可愛そうな事をしてしまった…。
残り2匹も隔離して現在は元気に泳ぎ回っています。
という事で、今回は残留農薬のしつこさについて執筆させて頂きました。
ご参考になれば幸いです。
現場からは以上です。
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