水温対策
さて当方、在住の関西もいよいよ梅雨明けで、猛暑日がチラチラこちらを覗いてるよという今日この頃ですが、ザリガニ飼育において軽視されがちな水温対策については万全でしょうか?
今回は現在進行中の水温対策について細かく内容を書いていき、実際下がった水温もお伝えしていきたいと思います。
まず我が家の飼育環境ですが、以下の通りとなります。
・3階一戸建ての3階自室(天窓なし)
・窓際は避けて部屋の隅に配置
・換気用小窓があり24時間換気
・30cm水槽2つにそれぞれ単独飼育
・エアレーション(投げ込み式濾過フィルター)使用
この環境にて、日中の部屋気温はだいたい29度〜32度程度になります。
水温も気温と同等となり、アメザリ達にとっても過酷な状況です。
なおアメザリにとって最も適した水温は20度〜25度ぐらいだそうです。
アメザリはとてもタフな生き物ですが、水温が発生する事で以下のリスクが増えます。
⚠️酸素溶解度が下がる(酸欠)
⚠️雑菌の発生
流石のアメザリも呼吸が出来なきゃ☆になりむすし、雑菌が増えて水が腐ってしまったら病気にもなってしまいます。
よって我が家では、ネットを読み漁り以下手法を試していきました!
①そもそもエアコンで室内を冷やす
1番簡単です。水温も5度近く下がります。しかし部屋が冷え過ぎて人間は寒いですし、何より常時つけっぱなしなら電気代も気になります。奥さんからストップもかかりました💦
②蓋をプラから網目にした(自作)
DAISOで園芸用の底マットと結束バンドで作成。不器用な私でも10分掛からずに出来ました。プラ蓋なら熱気がこもってしまう為、水温は上がる一方です。網目なら風通しが良くなり1度から2度下がりました。
③保冷剤を使う
水槽には直接入れず、蓋の上に重石代わりで置きました。効果はあまりなし…。
④水槽用ファンを使う
テトラのWファンをネットで購入(3500円〜4000円ぐらい)本来60㎝水槽用のファンが2個ついてるものを2つの水槽にて使用。サーモスタットもついており25度程度になると自動で停止する優れもの。風を水面に当てて水を蒸発させ、その際に生じる気化熱を利用して水を冷やします。3度は下がります。少しファンの音がうるさいのが気になります。
まとめ
電気代なんて気にしない!寒くても毛布被ればいいやん!という方なら、エアコンがおススメ。何とか費用は抑えたいという方ならまずは蓋を網目に変更しちゃいましょう!
ファンなら電気代も省エネ。定格消費電力7.8w程ですので日中8時間×31日使っても電気代は月50円程でとっても経済的ですね。
暑くてしんどいのは人間もザリガニも一緒です。是非今年の夏は水槽の水温対策をして、ザリガニ達と暑い夏を乗り切っていきましょう。
現場からは以上です。
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