Day 26: アカウンタビリティとエフェクチュエーションの両立 - 1か月間連続ブログチャレンジ !

私が常に重んじている概念の一つに、アカウンタビリティがあります。堅苦しいですが、自分が行うすべての事業活動を、社内外に対して説明できる必要があると考えています。しかし、エフェクチュエーションについて学んだことをきっかけに、アカウンタビリティを重視しすぎるがゆえに、実は事業機会を逃しているのではないかと考えるようになりました。

エフェクチュエーションとは、手持ちの資源から出発し、不確実性を受け入れながら機会を創出し、目標を達成していくプロセスを指します。これに対して、コーザリエーション(因果関係に基づくアプローチ)は、事前に定められた目標に向けて最適な手段を選び取る方法です。私はこれまで、後者のコーザリエーションに重きを置き、それを徹底することでアカウンタビリティへと結びつけてきました。極論を言えば、たとえ失敗したとしても、その過程が合理的で説明可能であれば受け入れられるという考え方です。

しかし、エフェクチュエーションの概念を学ぶことで、事業を運営する上でコーザリエーションとのバランスを考えることの重要性を認識しました。不確実性が高いビジネス環境では、事前に定めた目標に固執するよりも、柔軟に対応し、新たな機会を模索することが求められます。アカウンタビリティを最優先することは重要ですが、それに囚われすぎると、新しい機会を見逃し、成長のチャンスを制限してしまうかもしれません。

今後は、アカウンタビリティを保ちながらも、エフェクチュエーションの考え方を取り入れ、より柔軟に、創造的に事業機会を追求していく必要があると感じています。失敗を恐れずに新しい挑戦をし、学びながら進化していくことで、事業も個人も成長していけるはずです。アカウンタビリティとエフェクチュエーション、この二つのバランスを見つけることが、今の私にとっての課題となりそうです。

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