目次

『朝鮮最初のモダニスト鄭芝溶［チョン・ジヨン］』
　　　　　　　　　　　　　　　　  吉川  凪

はじめに

第一部 高普［コボ］卒業まで (一九〇三～一九二二)　

第二部 京都留学と帰国後の活動(一九二三～一九三〇年代前半)

一、同志社大学英文科 　
二、『近代風景』　　
三、ボヘミアンの戯画
1)「カフェフランス」
2) 「パンの会」の異国情調
3) ボヘミアン第一世代と第二世代
四、 日本語詩の意味するもの
五、「みなし子の夢」　
六、朝鮮近代詩に初めて登場した都会
1) 「悲しい印像画」　
2)「幌馬車」
3) ｢鄕愁｣
七、劇的転身――プロテスタント、そしてカトリックへ
　　（1）同志社教会
　　（2）河原町カトリック教会
（3）明洞［ミョンドン］聖堂
八、 詩人の素顔 　　　　　　　　　　　　　
1) 父親として　　
2) 教師として

第三部 『鄭芝溶詩集』発刊以後（一九三○年代後半～一九五○年)

一、九人会 　　　　　　　　　　　　　　
二、文壇の成立 　　　　　　　　　　　　　
三、詩集『白鹿潭［ペンノクタム］』 　　　　　　　　　　　　　
四、散文詩という形式
五、帰る場所のない「回帰」　
六、詩と現実
　　　　　　　　　　　　　　
結論　鄭芝溶が朝鮮最初のモダニストである理由