11/28配信まとめ

はじめに

先日、メイクコンサルティングのお客様から「ブラシって色々ありすぎて何を選べばいいのか分からなくて結局指でつけちゃってます」と、言われました。私は、初心者こそブラシを使ってもらいたいと思います。理由は３つあります。

①つけすぎを防止できる

指やチップを使うと、どうしても初めにのせた部分が濃くなってしまい、そこから塗り拡げるのが難しくなります。また、ブラシよりチップの方が粉を含んでしまうので、思ったより多く粉がついてしまいます。ティッシュなどで拭き取ってしまうと逆につかなくなるので、最初の調節が難しくなります。

②コスメの質感を生かせる

ブラシを使うと、肌が磨かれると言われます。ファンデーションが良い例えで、スポンジで肌を作った時とは違うツヤ感や薄づき感が出ます。また、ブラシは肌に沿って使うことが出来るので、立体的な顔のパーツにしっかりと密着します。アイホールなど、固いチップを使ってやるよりも、アイホールに沿って使うことができます。

③時短できる

何よりも指よりもメイクを早く、綺麗に仕上げることができます。もちろん指の方が早いと思われる方も多いでしょうが、近くでみるとグラデーションが綺麗に出来ているのは、圧倒的にブラシの方です。また、細かい部分まで色を乗せられるので、メイクの全体的なクオリティが上がります。

初心者向けのブラシ

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初心者はこのあたりがおすすめです。

たくさんのものが入っていると持て余してしまうと思うので…
使い方は自由ですが、毛の部分が多いブラシは広範囲、小さいものは狭範囲（細かい部分）用だという認識で良いです。
配信でも話しましたが、毛の密度が高いほど肌に置いた時に毛の密度が高くなるので濃くつきます。逆にファサファサしてるような毛束間の場合はフワッとつきます。あと、アイシャドーもパール、ラメ、マットなどの質感によっても発色の仕方が変わります。毛質によってつき方が全く異なるので、いろいろ試してみてください。

ブラシの形

様々なブラシの形があります。代表的な形のものを紹介します。

つくし型

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名の通り、つくしの帽子のような形をしています。主にアイシャドーブラシに多く使われています。用途としては、細かい部分まで塗ることができるので、締め色などポイントで色を置きたいときなどに適しています。

平型

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こちらはブラシ自体のボリュームが少なく、平たいブラシです。目元以外にも口回りや鼻周りなどの凹凸がある部分にもしなやかにフィットしてくれるので、コンシーラーを塗った後など、上からパウダーを少し重ねて崩れ防止に使ったりできます。小回りが利くブラシなので一本持っておくと便利です。

斜めカット

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こちらは主にアイブロウブラシの形に採用されています。山が低い方から描き始めます。そうすると、山が高い方が細くなるので、綺麗な眉尻を描くことができます。大体、ブラシ自体がコシのある毛になっているので、応用として、目尻のラインを描くこともできます。

ブラシのお手入れについて

ポリエステルなどの化学繊維でできているブラシはジャブジャブ洗えるのですが、動物の毛を使用しているブラシについては、洗いすぎてしまうと毛に含まれている脂が流されてしまい、毛がぱさぱさになってしまいます。そのため、洗うのは半年に一度くらいで大丈夫です。

日々のお手入れにはこちらのブラシクリーナーがおすすめです。

MSQメイクブラシクリーナー ブラシ用クリーナー スポンジ 入り ドライクリーナー メイク用品 メイク小物迅速な アイシャドウブラシ クリーニングスポンジ ドライクリーニングボックス

アイシャドーの粉がよく落ちるので、違う色を重ねても影響が出にくいです。ティッシュで落とすよりも圧倒的に粉が落ちるのでおすすめ。

あと、洗ったブラシは風通しのよいところに置いておけば一日くらいで乾きます。ですが、最近はこんな便利なものが売っているみたいです。

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バケツのようなものの底に突起がついていて、ブラシを擦ると汚れが落ちるみたいです。ひっくり返すとブラシを差す部分があって、釣るしておける便利グッズ。100円ショップでも見かけました。

洗剤はブラシクリーナーが一番おすすめですが、無い場合はエマールなどの中性洗剤でも代用可能です。

ツールが増えるとお手入れが大変になるかもしれませんが、ブラシは比較的簡単にお手入れができますので、時間がある時に洗ってあげると愛着も沸きますし、自分も綺麗になれる気がします。

おわりに

ブラシって難しいかも？と、思った方は一度使ってみるのが一番です。今は、100円ショップでわりと良いブラシが売っています（私も使っています）初心者は、いきなり動物の毛のブラシを使うよりも、ポリエステルなどの化学繊維の毛のブラシでもいいので、一度使ってみて、その違いを感じてください。そこでダメだったら元に戻せば良いし、良いなと思ったら自分の好きなものに挑戦してみてください。いつも言っていますが、メイクは正解はありません。自分が楽しければなんでもいいと思います。そのきっかけになれたら私は嬉しいです。