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自分にできること

今年度の学校実習が先週から本格的に始まりました。

今年度お世話になる学校は,自宅から1時間半ほどかかるところにあります。私とゼミ同期の先生が勤めている学校で,好きな研究ができると恵まれているため今年度はここでお世話になることになりました。

支援内容として,若手教員の支援(採用1年目と2年目)が挙げられています。私たちはまだ教員にもなっていないのに支援だなんて烏滸がましいです。しかし,実際に学級に入ってみると先生方の顔は疲れ切っている,余裕がない様子です。

そこで,私たちが考えたサポートの1つに「毎週悩みや不安,モヤモヤを吐き出してもらおう」があります。
その第1回が金曜日にありました。
先生たちからはさまざまなことが次々に出てきます。そして,それをうんうんと聞く私たちと答えている同期の先生。

若手が抱える悩みは様々あると思いますが,多くは似ているのかなと思っています。そのため,非常に勉強になりました。実際に学級経営をして授業をしていない私でもその雰囲気を味わい,先生方の悩みを自分ごととして捉えることができました。
あっという間に1時間半くらいが経ってしまい,まだまだ聞きたいなと思うくらい楽しい時間を過ごさせていただきました。

私たちが研究させていただいているにも関わらず,私たちの方が勉強させていただいて申し訳ないです笑

また,今までの私だったら,先生に少し迷惑をかけても研究は失敗させたくないという思いから研究ベースに固執してしまっていたと思います。しかし,今は,2人の先生が毎日楽しく余裕を持って子どもの前に出たら笑顔で愛される先生であってほしい,そして場所は違えど同じ教師として活躍していきたいという思いが強くあります。そのせいか,研究は失敗させたくないけど,先生たちの悩みや不安,モヤモヤが少しでもなくなり,教員を続けても良いかなと思えてもらえたらそれでいいやと思うようになりました。

本当に教員という仕事は大変だなと思うと同時に子どもの笑顔がそれをフッと忘れさせてくれる瞬間もあるなと感じた1週間でした。

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