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【自主制作CD感想】月村麻弥子「Sing on the moon」

月村麻弥子さん Cover Mini Album「Sing on the moon」
ボーカル:月村麻弥子さん
全曲作詞作曲:鈴掛ヨモギさん
イラスト:ponkoさん
ゲストボーカル(Tr.3):佳夏

1.梅雨空の記憶
雨の音とピアノから始まるイントロが印象的。
ボーカルがじんわりと耳に染みていく感じが心地よい。
記憶をゆっくりと辿っていく美しい詞にボーカルの歌声が色をつけていくことでイメージが鮮明になっていく。
長雨が続くアンニュイな日に聴きたくなる。

2.星屑ピアノと子守唄
こちらも綺麗なピアノがメイン。
優しく触れるような触れないような距離感で乗ってくるボーカルが絶妙。
宇宙を感じる詞にバーで流れてそうな雰囲気の曲調。
夜ゆったりしながらお酒を飲みながらぼんやりしたくなる。(私自身はお酒全然飲めないけど)
曲の雰囲気の変化を聴くのも楽しくてそのさまざまな変化に全て対応できているボーカルの凄さを体感してほしい。

3.夜桜、ふわり feat.佳夏
(参加させていただいた曲ですがここでは私の歌については省略)
互いを想い合う二人の優しさが絡み合う和風曲。
ピアノの細かい動きを聴いていると雅な気分になれてとても良い。
月村さんの声は深くてなめらかなのでこういう曲がとても合う。
主旋律をかわるがわる歌っているため、だんだん誰がどちらを歌っているのかわからなくなるくらい溶け合っていくのが魅力的な1曲。
情景をはっきり想像させる言葉選びがされているのでじっくり読むのもオススメ。

4.夢の残香
爽やかだけど切ないような、でもすごく悲しいわけでもないような雰囲気のメロディと詞。
景色がふっと見えたり詞の風景の中で鳴っている音がクリアに聞こえてくる気がしてしまう。
繊細な表現が必要なこの曲を余すところなく歌うボーカルの表現力がすごい。
ピアノの音色とボーカルの柔らかさの相性が良すぎてくせになりそう。

5.好きだって言っちゃえば
ここまでの曲はアコースティック感が強かったがラストの曲は電子的なサウンドに。
聴いていると「想いを伝えるのか?伝えないのか?」という二択には収まらないような繊細で複雑な想いに悩んでいる人の姿が思い浮かんだ。
揺れ動く気持ちを丁寧に表情豊かな歌声で表現していて心動かされる。
曲と歌のぴったりさに何度も聴きたくなる1曲。


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パッケージ版、DL版あり。

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