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【フランス滞在】26日目 道 2023 4/10🌦

菜の花畑沿いを進んでみよう
こっちの横道入ってみた
新たな道を発見
道がないけど行ってみよう!
この道はどこへ続く⁈
木の電信柱
今度はこの道行ってみよう
菜の花畑の真ん中に家が見える

道ばかりの写真ですが、昨日は友人の旦那さんのお父さんのお誕生日でのどかな別荘に一泊させていただき、今日は一人でお散歩に出かけました。

最初は延々と続く菜の花畑沿いの道を歩いていく。

途中、木のトンネルのような林へ続く道に出会い、その横道に入ってみた。

すると、林の中に檻があった。最初は何か飼育しているのかと思い、よく見ると…中には鳩が1羽いて、檻にはいくつか仕掛けが見える…罠だ!
鳩がいるという事は… 野生の肉食の動物だよね⁈やばい…やばい…

そろりそろりと来た道を戻った。

もとの車道に出たので、そのまま菜の花畑を眺めながら歩く。

また右手にいい雰囲気の小道を見つけた。

遠くの菜の花畑の真ん中に家が見える。
あまりに美しい景色で近くで見たいと思った。
この小道を進めば、近道になるなあと思い進むと…今度は倒木が積まれて行き止まり。

道はないけど、草原が広がっていたので思い切って道なき道を進んでみた。
帰り道がわからなくならないように、後ろを振り返り確認しながら、菜の花に囲まれたお家を目指す。

空は曇り。
誰もいない。
草を踏む足音と、風が草木を揺らす音。
鳥の声と虫の羽音。
遠くで犬が吠えている。

だんだん不安になってきた。
ポケットの中のスマホはWi-Fiがないと使えない。他には何も持っていない。

想像力が働いて、ぬかるんだ場所が底なし沼だったらどうしようと勝手にドキドキ。
でも何故か自分の不安と闘う必要を感じて、いけるところまで進んだ。

残念ながら菜の花に囲まれたお家はまだまだ遥かかなたで、途中で柵に痛そうなトゲトゲしたワイヤーがはられていた。

やれるだけやった。元の道に戻ろうと思いつつも、新しい道に心がひかれ、迷子にならない程度に草原を突き進んだ。

元の車道に出た。
だいぶ遠くまできたので、戻る方向へ。

途中、懐かしいような木の電信柱があった。
宮沢賢治さんの擬人化された電信柱の絵を思い出した。

その電信柱の角にまた惹きつけられる横道がある。

この道は二度と通ることもないだろうと思って、その横道を進んだ。

途中、大きな農家があり、どこまでも道が続いている。

すでに1時間半くらい歩き続けた。

そろそろ帰るか。

途中、車とバイクが通りすぎたが、人には誰にも会わなかった。

こんな不思議なお散歩ができるのも私にとっては大冒険♪

今日も私は元氣です。
皆さんも良い一日でありますように🌈

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