リヤカー屋台宣言

 屋台という小規模経営の仕組みを模索しながら私が実践してゆきます。成功や失敗も含めて、多くの人にリポートしてゆき少しでも屋台という働き方に興味をもってもらえればと思います。

屋台ネットワーク

 私が屋台というものが本当に実践可能なのか、現代の世の中でも小規模経営の仕組みになりうることが可能なのかを屋台経営を実践し、屋台を経営していく人を繋がる仕組みを構築できればと考えています。

 なぜ、屋台という旧時代的な経営に目を向けるのか。それは普通の個人が生業を持てる時代になってきたというのを感じているからです。「note」だってその仕組みのひとつです。多くの人が興味のある情報を書き込み設定を有料化すればそれで大きくはなくとも生業は生まれます。そのほかにも「ヤフオク」や「BASE」などなど、お金を生み出す側にいなくてもサービスを利用したことがあるという人は多いのではないでしょうか。屋台とはそんな普通の個人が生業をリアルの世界でも持つことができるのか模索する仕組みなのです。

 通常リアルな世界で店舗を構えるには店舗を借りるために契約金を払い、設備を整え、場合によっては人を雇うなど多くのお金が必要になりますが、一番の壁になっているのは「家賃・土地代」です。私の住む商店街では、月に100万円とも言われる賃貸料を個人が払えるわけもなく背後に大きな資本があるチェーン店が増え始めています。

 その点、屋台はリヤカーひとつです。もちろん場代や設営費はかかるかもしれませんが私の予想では5万円程度で開業できるのではと考えています。そんな屋台店舗が増えれば、街の隙間を利用して個人がやってみたかったことを実現できるはずです。

 最初は、私が実践をしてみてそれをリポートすることが必要だと考えていますが、そんな屋台が2つ3つと生まれてくれば、屋台同士が集まってお祭りもできるかもしれませんし、企業が個人の面白い人をスカウトする仕組みに繋がるかもしれません。もしかしたら期間限定で屋台の経営者を交換して別地域での経営を体験できるかもしれません。今はまだタラレバですが個人が生業を持ち始める時代のひとつの形を示せればと思っています。

 それでまずは場所を貸してくれる人を募集します。できれば東急東横沿線を希望します。形態はBarのようなお酒が飲める空間を考えています。予想ですが道路での経営は警察からNGが出るでしょうから…。

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