楽しさとあいまいさ
イベントなどにはできるだけ多くの人に参加してもらいたい。
できれば今まであったことない人なんかにもあってみたい。でもどうだろうあまり幅を広げすぎるとテーマがぼやけてしまうし、絞りすぎたら気難しくてつまらなそうだ。
グダグダにならない限りのいい緊張感で多くの人に発見がある場が必要なんだと思う。
そのための今まであったことないけど近い目的を持った集まりにしなくてはいけない。
この前「今まで見た映画でいちばんきれいな乳をしている人は誰だ」というイベントがあったのだがこれは非常に私の理想の形なんじゃないかと思った。
「一番好きな映画」では広すぎる。「80年代の映画」では仕切りが高そうだ。
では「今まで見た映画でいちばんきれいな乳をしている人は誰だ」はどうだろう。一見難しそうにも見えるがこれはほとんどの人が話せる。なぜなら無意識に感じているものに自分なりの価値をあと足すだけなのだ。そして何よりこんな集まりとても面白そうではないか。
最初の二つはテーマが目的になっているというか、開催者の意図がなんとなく見えるというか、ありきたりというか、面白そうではないのだ。来るメンバーもあらかた想像できて、何の映画が出るかもイメージができる。そしてしまいにはうんちく大会になって終わる気がする。
しかし「きれいな乳」はわからない。どんな人が来るのか。もしかしたら誰も来ないかもしれない。どんな話になるのだろうか。
このよくわからない物への興味が楽しみに変わるように思う。これは考えて出す答えよりも自分がどこに楽しさを感じているのかを味わうことで出てくるのだろうか。
この互いに無理をしない、面白半分で来れるゆるい塩梅を見つけていきたいもんですな
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