入院二日目（手術体験）

昨日は、特に何ということもなく過ごしましたが本日は手術本番です。
食べ物や飲み物の制限はあるものの全くベットから動けず
外にも出ることができないのでお腹が減るということはありません。
ただ、手術前に下の売店で耳栓だけは手に入れてきましたよ。
流石に二日続けて眠れないのは困るので…

さて、手術といっても時間になったら手術着に着替えて看護師さんと一緒に手術室に行くんですが、いつになく愛想を振る舞うもんですね。この期に及んで少しでもいいやつであろうとするんですから困ったものです。

そんなことをしていたらお呼びがかかりまして、いざ7番のお部屋へ。
手術台に横になると酸素マスクのようなものをつけれて
「深呼吸してください」
といわれるがまま2，3回息を吸ったところもう寝てしまったようです。
次の記憶は、なんだか苦しくてマスクを外そうとジタバタしていたのですがその時には手術は終わったみたいでした。
全身麻酔の後って暴れやすいんですってね。

あ、終わったのかと思っていたら、担当の先生の方がおしゃべりな方でいっぱいお話をしてくれるんですよね。覚えているところで言うとこんな、感じ。
「吉池さん手術は無事終わりましたからね。本当に大きくてほっておいたら詰まっていたかもね。そういえば上野のアメ横で仕事をしているんだよね。これからいくの？まだ声だせないからね。昔はよくいったな。あそこの刺身はあまり良くないのが多くてさ、みんないったことある？アメ横なら御徒町の近くの吉池で買い物すれば間違いないんだよ。あ、吉池さんはあの吉池の親戚では無いんだよね」
嫌味なしに、とてもいい先生だということは伝わりますよね。
ただ、声を出してはいけないので身振り手振りで頑張って応える吉池でした。

そんな元気のいい先生とは別れを告げて、ストレッチで病室に帰ってくると皆さんが手鳥足取り見てもらえるんですよね。
点滴からベッドの高さ調整まで…　いやほんと病院のみなさんに感謝です。

ちなみに、私は全身麻酔で口から金属の棒のようなものを差し込んでの手術だったのですが、最初は舌が固まっているのか唾が呑み込めず、ティッシュを使ってふき取っていましたね。

消灯時間を過ぎる前に本日購入した耳栓をセットし就寝です。なんと素晴らしいことにいびきが聞こえません。
もしかしたら今日はいびきがないのではと思い耳栓を一度外してみましたが、しっかりと大きな声で寝ていらっしゃいましたとさ。

ぜひ、入院する際は耳栓をお忘れなく！

なかなかこんなことはないので記念に！

これ、大切！