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穴窯の炎

以前より進めている穴窯にようやく
空焚きという試運転のような形で
初めて火が入った。
以前、渥美古窯に詳しい学芸員の方に
穴窯ってどうやって焼いているのかと聞いたら
燃料の薪は穴の上から中に放り込む感じで
やっていたと思うという話だったが
その時はイメージが全く付かなかったが
今回、ようやく理解した。
初めは丁寧に丁寧に木を整えて
窯に入れていましたが数時間後には
穴の上から木切れや枯れ葉など
燃えそうな物をボンボン放り込む。
木も長いまま、極太の木もそのまま突っ込む。
もしかしたら平安時代の人もこんな感じで
適当に突っ込みまくっていたかもしれない。
木の種類はこれじゃないといけない。
薪は同じ大きさに整えないといけない。
とかでは無いのかも知れない。
原始的な窯なので原始な気分で
いったほうがよさそうだ。
燃え盛る炎がゴーゴーと音をたてながら
窯の奥へ引っ張られる光景は見もので
めちゃくちゃ興奮する。
心配していた煙の量も酸化焼成のためか
少ないようで安心だ。
ちなみに今回の燃料はゴミや廃材などは
一切使用せず、地元に生えている
雑木を使用するとのこと。
もちろん木の種類も不問。
豊橋市ならびに近郊にお住まいの皆様、
不要な雑木を二川付近まで
持って来てくださる方がいればご一報を。
ファイヤーします。
これであなたも参加メンバー。

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