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南栄町の栄枯盛衰

近頃、女性を見かけては声を掛けています。
ナンパしまくり。
最近うちの店の隣の八百屋さんと
向かいの銭湯のおばちゃんを捕まえた。
ともに数年前に店を閉められている。
そして身元は明かせないが南栄町の
情報屋のおばちゃんなど。
バレると三河湾に沈められる。
そんな方々から南栄町の栄枯盛衰に
ついて色々聞いてたりする。
両親や祖父母からもそれなりに
町のことを聞きながら育ってきてはいるけど
まだまだ知らないことばかりだった。
とても嬉しいことに近所で
商売をされていた方達からは
私の祖父母の話をよく聞く。
今、うちの店があるのも
今こうやって気持ちよく話をさせて
頂けるのも祖父母の存在が大きいんだなぁと。
つい先日はコンドーパンのおばちゃん。
南栄町協議会メンバーと取材がてら色々と
ご無理を言って話を聞かせてもらった。
あまり取材などを受ける事はないお店なので
初めはお断りされそうなムードだったものの
そのうち不思議な空気感が漂いだし
あれよあれよと言う間に取材が始まっていた。
こちらは乞うご期待。
82歳だったかな、お店もご本人も
まだ現役でいらっしゃる。
年齢の事もあり今後の先行きの話をすると
トーンダウンし始めるが
過去のウハウハ儲かった話をすると
顔をポッと赤らめ目がキラキラし
イキイキピンピンしだす。
みんな一緒これぞ商売人だ。
うちのばあさんもそうだった。
後継者がいない商売は確かに将来のことなど
あまり考えられないかもしれないけど
少なくとも商売をやめられても
そのまま南栄町に住み続けるのであれば
年をとっても住みよい町になって欲しいのは
みな思うところ一緒なはずですねぇ。
一昔前までは歩いて何でも
買えていたというのが
本当に凄いことだったんだなぁ。

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