地元豊橋市の絵と壺
「豊橋には過ぎたるものが二つあり、
渥美の古窯に画家の正義。」
とは誰も言っていませんが、
眺めていてふと思いついた。
この2つを並べたのは初めて。
強烈過ぎてもはや快感だ。
絵は豊橋市出身の日本画家、中村正義
(1924~1977)。
壺は平安〜鎌倉時代に豊橋市南部から
渥美半島一帯で焼かれた渥美焼。
どちらも地元ゆかりのもの。
ちなみに冒頭の文句はもともと
「駿河には過ぎたるものが二つあり、
富士のお山に原の白隠」と
白隠慧鶴(はくいんえかく)禅師を称えたもの。
「過ぎたる」は水準を超えているという意味。
白隠禅師は臨済禅の中興の祖で、
特に禅の民衆化に努めたことで知られている。
白隠もすごく好き。