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【企業年金2.0になる】iDeCoと企業型確定拠出年金に関係する法改正2つを解説します。

こんにちは!退職金・企業年金コンサルティングチャンネルを運営しております大森祥弘です。

今回は、iDeCo(個人型確定拠出年金)と企業型確定拠出年金に関連する重要な法改正について解説したYouTube動画を紹介します。

これらの改正は、企業年金の新しい形「企業年金2.0」を生み出し、私たちの退職後の生活に大きな影響を与える可能性があります。

企業年金の2つの法改正によって個人の権利が強力になるためです。結果、企業年金の「企業が備える老後の仕組み」の時代は終わり、個人の自助努力を支える福利厚生の色が強くなると私は考えます。

YouTube動画は以下からご覧頂けます

この動画のまとめ

  • 2022年10月から、企業型確定拠出年金を導入している企業の社員は、企業型と個人型の確定拠出年金に同時加入することが可能に。個人型の運用商品の方が優れているため個人にとっては企業型DCよりiDeCoのほうが魅力的である。

  • 2024年12月から、確定給付企業年金の給付水準により確定拠出年金の掛金上限額が見直される。

詳細な動画解説内容

企業型と個人型の確定拠出年金の同時加入

2022年10月から、企業型確定拠出年金を導入している企業の社員は、自分が希望する場合、企業型と個人型の両方に加入することができます。これにより、運用商品の選択肢が広がり、より柔軟な資産運用が可能になります。

確定拠出年金の掛金上限額の見直し

2024年12月からは、確定拠出年金の掛金上限額が見直されます。これは、確定給付企業年金を導入している企業に勤務する場合に確定給付企業年金の給付水準により、確定拠出年金の掛金額の上限を変更するというものです。
今後、iDeCo(個人型確定拠出年金)の利用にも影響を与える可能性があります。