シャリア法で統治されていないイスラム国家

私は今、マレーシアに住んでいます。 この国は65%がモスリムではありますが、イギリスの植民地であったために、国の根幹を決める憲法はFederal Constitutionです。 したがって人々は”法で”裁かれます。 もちろんMajorityがイスラムですので、彼らに有利な判決や判断が下されることがありますが、基本は民主国家に準じた法治国家です。 シャリア法も一部には適用されますが、モスリム以外への適用は基本的にありません。 インドネシアもオランダの植民地であったため、同じような形態です。 このように国教をイスラム教としている国と、アフガニスタンやサウジアラビアのような国を混同しないようにしてください。 彼らはイスラム教は全てであり、シャリア法が彼らが従わないといけない決まりです。 飯山さんを除く日本のイスラム研究家は呑気な人たちが多く、彼らは変わるといいますが、絶対にそれはありません。 もう一度コーランをよく読んでいただくと同時に、彼らが目指しているのは人民の平和な安定した生活ではなく、ムハンマドの仰せに従った、イスラム世界の構築です。 世の人権や男女平等、LGBTの保護をの賜っている人たちは、一度彼らの中へ入って、一年くらい生活してみるといいです。 その中で、同じような主張を通していただきたいと思います。 それでもいうことが変わらないようなら、少しは骨のあるやつだということで、見直して差し上げます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?