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失敗から学ぶマーケティング

わたしの(勝手な)マーケティング先生「森行生さん」の新刊『失敗から学ぶマーケティング ~売れないモノには理由がある~』が届いた


森行生さんの新刊『失敗から学ぶマーケティング ~売れないモノには理由がある~』が届きました。

2000年に起業したタイミングでは直前まで学生でビジネスやマーケティングなどとは遠いことを勉強していたこともあって、ビジネスやマーケティングはほんとに右も左も知りませんでした。

ビジネス領域のあらゆることを短期的に学ぼう!となったのですが、その時とった行動の一つが、自分にあうかもと思う良書に出会うまであまり精査しすぎずに片っ端から書籍を読みまくる。そして、あうかも!?と思った本に出会ったらそこで止めて、盲目的に信じ切る、と決めました。

わたしのマーケティング領域の良書2冊


マーケティング領域で先生的になった2冊があります。

『パーミションマーケティング―ブランドからパーミションへ 』

1冊目が1999年セス・ゴーディン著、阪本啓一さん翻訳の『パーミションマーケティング―ブランドからパーミションへ 』。

この本で、従来型のマーケティングがどのようなものなのかを知り、USと日本のビジネス、マーケティングギャップをより意識するようになり、インターネット時代のマーケティングがなすものに強い共感と興奮を覚え、起業するきっかけの1つとなりました。

この本を読んでから、阪本さんのメルマガ「Surfin'」で阪本さんの怒りに触れ、ビジネス的な怒りを学びました(笑)。その後、2001年に橘川さんとの会でお会いして、2012年のWebSig1日学校ではJOYWOW取締役の鈴木 由歌利さんに登壇いただいたりとご縁もいただきました。

『シンプルマーケティング―市場の原点を見極める15の法則』

もう1冊が、森行生さんの『シンプルマーケティング―市場の原点を見極める15の法則』。初版は白い表紙はずいぶん汚れました。その後2006年に改訂版も出てわくわくしました。

偶然にも割と早めに『シンプルマーケティング』出会えて、そこからはこの考え方を軸足にあとはアップデートと決めました。イノベーター理論とプロダクトコーン理論もずいぶん仕事でも使わせてもらいました。

森さんのメルマガ「コンサルタント生の本音情報」を当時からいまでも楽しく読んでいます。森さんとはなかなかお会いできなかったのですが、2013年あたりのセミナーでお会いできてFacebookの投稿も超おもしろいです。

そんな森さんの新刊が久しぶりに超極厚514ページで届きました。楽しみです。そして、お二人がお知り合いだと知らなかったのですが、阪本さんと刊行記念スペシャル対談が開催されるそうです。

2021/12/14時点で100名定員だったところがすぐ満席で増枠されたそうです

おまけ。詳しくない領域を本から学ぶ方法

あまりしらない領域を本で学ぶときは、レビューなどをみて吟味しすぎず量からはいる。どこかで自分に合うかも?と思うものに出会ったらそこで1回止めて(意識としては盲目的に)信じてみる。どうせ人はある程度疑ってみちゃうし数回本を読んだくらいでは理解も及ばないので盲目的くらいが丁度いいのかと(笑)

そうして試していってみると、どうも他の本では文章表現は違えど同じことだよねっていうところに気づいてきます。そこまでいったらあとはネット記事や当時は雑誌などのフロー的な情報でアップデートしていくということをやっていました。

いまは記事単位でネットで見るフロー的な文章がどうしても増えがちですね。当時はSNSもまだなく、ネット記事も少ないという限られた環境だったから選んだ手法ではありますが今でも使える手法かなとも思います。


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