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フロー効率やサイクルタイムを高速化を目的とした開発支援を行っております。 具体的には、…

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フロー効率やサイクルタイムを高速化を目的とした開発支援を行っております。 具体的には、リーン開発の推進、業務プロセス改革、スクラムの導入等。 以下のTwitterからお気軽にお問い合わせください。 Twitter: https://twitter.com/yosh1hir0

マガジン

  • リーン開発を理解し実践する

    • 6本

    開発の生産効率を2,3倍にするための知見を体系的に整理し、まとめております。 以下のような課題を感じている、エンジニア、経営者、PdMが対象読者です。 - 機能追加等に時間がかかる。 - 障害が多い。リリースの4回に1回程度障害が起きる。 - QAやリリースのコストが高い

最近の記事

読書ログ「This is Lean」

概要リーン本の中でも、トップ3に入るぐらいの名著。 キーワードは、「プロセス」、「フロー効率」、「リーン」、「トヨタ生産方式」。 リーンの定義、その起源、そしてリーンの母である「トヨタ生産方式」が簡潔に解説されています。 著者は、「フロー効率」という効率性の概念を提唱しており、これを従来の「リソース効率」と対比させながら、リーンをオペレーション戦略と定義しています。簡潔かつ秀逸なまとめ方です。 本書では、「フロー効率」と「リソース効率」の詳細な解説に加え、両者のバランスが取

    • 構造が戦略を駆逐する

      この文章は、Jan Boschが「Structure Eats Strategy」の和訳になります。 私は何度も、チェンジエージェントが組織の境界線にぶつかって、ビジネスとイノベーションの観点から合理的に進めていくことを阻まれる場面に遭遇しています。さまざまな理由から、現在の組織内では、ある部門が責任を持ち、他の部門は大きな手間と混乱を引き起こさない限り、そこに立ち入ることができないという合意が成立しているのです。その結果、それが正しいかどうかにかかわらず、現在の組織が今後

      • 読書ログ 「プロダクトマネジメント ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける」

        概要ビルドトラップとは、プロダクトマネジメントが失敗している負の状態を指している言葉です。 具体的には、「組織がアウトカムではなくアウトプットで成功を計測しようとして行き詰まっている」、「実際に生み出された価値ではなく機能の開発とリリースに集中してしまっている」のような状況です。 ビルドトラップを避けるために、プロダクトの定義、そしてプロダクトマネジメントにおける戦略、戦術、施策というレイヤーを説明し、その上で経営とプロダクトマネージャーが果たすべき役割はなにか、そしてその役

        • 「Clean Agile 基本に立ち戻れ」

          本の概要ボブおじさんこと、Robert C. Martinさんがアジャイル開発とは何か?どうやって生まれ、どのように進化したのか?を教えてくれる一冊です。 ボブおじさんは、「アジャイル」という言葉の生みの親であり、アジャイル開発のイデオロギーである「アジャイルソフトウェア開発宣言」ができた、サミットの主催者の一人です。アジャイル開発を正確に理解するために必要な事実情報を伝えるのに適切な人物と言えます。 アジャイルには、さまざまメソッドが世の中で用いられていますが、その本質やイ

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