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初めまして、始まってから想うこと。

初めまして、Yoshiです。
令和3年度中小企業診断士の二次試験に合格し、令和4年5月に診断士登録となりました。現在は企業内診断士として活動しています。

診断士登録後ですが、かつて勉強仲間であった先輩診断士さんとの縁もあり、創業者支援のコミュニティに診断士グループの一員として参加しています。

私の勤務先は金融関係で、どちらかといえば破綻や返済困難になった事業者さんの対応や、その原因となった検証を行う業務を担当していました。知識や経験を深めても後味は良くならない仕事なので、失礼な考え方なのですが、「生きている事業者さん(または、これから起業する事業者さん)と携わる仕事がしたい、そのための知識を深めたい」という想いもあり、それを実現するために中小企業診断士の資格に挑戦しました。(別の目的もありましたが、機会があれば書きます)

なので、コミュニティ参加はこれから創業を計画されている人や、創業まもなくの人達とお会いする機会ができたこと、少しづつですが事業者さんの実現したいことが可視化されていく過程を見ることができています。
(今まででもあるのですが、本当に久し振りなのです)

診断士になって、創業予定の事業者さんと話している時にいつも頭に浮かぶ言葉があります。それは、

その仕事、続けられますか?」(もちろん口には出しませんが)

実は業務での案件等では、自分の目標達成のためもあり、事業者さんの業界の成長性や動向を分析し、できる限り前向きに捉えるために(または破綻した要因を抽出するために)、少し恣意性のある考え方をしていました。

しかし、業務を通じて出会った破綻や破綻懸念先の事業者さん、信用力が低下した多くの企業の検証作業、創業者の5年以内の廃業率や事故率が高いという現実を知る立場、そして中小企業診断士になるための学習を経て、成長性よりも事業継続の重要性から「その仕事、続けられますか?」という言葉がつい浮かぶのです。自分の住む地域で、できれば残念な結果となる事業者を減らしたい、という想いもあります。

企業を取り巻く状況が、事業再構築補助金を代表とした新規事業への展開や、BCP(事業継続計画)から事業継続力”強化”計画を求められるように変容していく昨今、私自身の専門性を考慮して、とりあえずファイナンス関連から、これから事業を始める事業者さんに対して些細な言葉ですが、その意味をNoteの記事で伝えらればと考えています。

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