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【とっそ】ある恋の詩

あー伸び伸びぢゅなー。やっぱり一人はいいぢゅな!イマドキ一人一部屋は常識ぢゅよね。なんで喜常楼は拙僧にだけ相部屋を強要するんぢゅかね?💢最初は部屋が足りないからと言っていたちゅが、あとから来た奴らは新しい部屋をドンドン割り当てられているんぢゅよ!いぢゅわるちゅ!これは明らかなる嫌がらせぢゅ!💢💢責任者出てこ・・・アパッ!責任者は狐太夫百合之介だったぢゅな。あれは強いぢゅな💦クワバラクワバラプロプロプロ・・・

大体おかしいぢゅよ!なんでよりにもよって猫と相部屋なんぢゅか!偉大なる鼠の拙僧とバカ猫を同室にするぢゅなど、悪意しか感じないぢゅな!責任者でてこ・・・いやいやプロロロ・・・

でもまあいいぢゅよ。今は拙僧ひとり!バカ猫玉乃丞が里帰り中ぢゅので、拙僧は一人一部屋を伸び伸びと満喫しているんぢゅなー。

・・・・ぢゅ・・・・

・・・・・んぢゅうぅ・・・・・

・・・・・・プロロロロ・・・・・・

ああ退屈ぢゅな!💢なんぢゅかなんぢゅか!猫がいない人生ってこんなに刺激がないものぢゅとは!

今頃玉乃丞も、拙僧に会いたいと思っているハズぢゅよ。そう!猫と鼠は切っても切り離せない、永遠の恋人みたいなものなんぢゅよ!ああ!これは宇宙の心理なんぢゅ!偉大にして賢い拙僧はこの心理に辿り着く事が出来たぢゅが、バカ猫はバカぢゅから、きっと気付かずに意味もわからず喪失感に打ちひしがれて泣いているぢゅに違いないぢゅ。

仕方ないぢゅ。拙僧自ら会いに行ってやるぢゅよ。

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