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誰も教えてくれない建設現場の事故対策|ヒヤリハット(失敗事例)を引き出す方法

ヒヤリハット(失敗事例)を引き出す方法

脳科学者の茂木健一さんは、
日本経済新聞2008年3月10日付で、こう述べています。
「人は達成できると脳内でドーパミンと言う報酬物質が出て脳が喜び、
直前にやっていた行動回路が強化されます。
『強化学習』と言って物事が上達するコツです。」

KY(危険予知)でも、
ヒヤリハットの前に先取りハット(成功事例)を取りあげるようにすれば
茂木さんが言うように自分達が達成できたことに自信を持つことができて良い行動を継続します。

最初は、当たり前のことだと思えることでも、
できたならそれでも上手くいったこと(先取りハット)でOKです。
できる当たり前を増やして行きましょう!!

逆にヒヤリハットは、失敗事例なので本能的に隠したがります。
まず、先取りハットで自分達はできるという自信を付けさせ、
ヒヤリハットは、上手くいくためものだと理解できるようになれば、
ヒヤリハットもどんどん報告してくれるでしょう。

『どうしたら失敗しないか?』より
『どうしたら成功するか?』の方がワクワクしませんか?

「いいね!できているね!進んでいるね!」の声掛けで
働く人達の誇りをくすぐってあげましょう!

次回に続けます!

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誰も教えてくれない建設現場の事故対策
◆「あの日を忘れないために!」
https://note.com/yoshidayuji/n/n2fa00f12d483
◆「危険を危険と感じる思考を育てる」
https://note.com/yoshidayuji/n/na39b93b80230
◆「見えない危険が見えるために!その2」
絶えず危険について問い掛けしていますか?
https://note.com/yoshidayuji/n/n7e11cc78ca1c
◆「見えない危険が見えるために!」
人は関心のあることしか見えない!
https://note.com/yoshidayuji/n/n17a69ee80ddd

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