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誰も教えてくれない建設現場の安全対策|マンネリを無くし事故を無くす魔法の質問

マンネリを無くし事故を無くす魔法の質問

~もし、今日、事故が起きるとすれば、どんな事故が起きるだろうか?~

前回、脳はイメージしたことを勝手に実現してくれ、さらに、人が力を発揮するのは、「好きなこと」をするときか「ピンチ」のとき、だから、仕事をする前に、「ピンチ」の場面のイメージをすれば事故が防げるということをお伝えしました。

そのために『4ステップKY+アドバイス』やっていますか?

▼前回『現場が質問体質になる』

あのアインシュタインも言っています。
「大切なことは、つねに自分への質問をやめないこと!」だと。

現場の安全に重要なことは、「現場で、どんな危険があるか?」ということを常に自分に問い掛けることです。その質問に答え続けることで、自分の危険に気づくことができます。

1人では忘れてしまうことも、全員で「どんな危険があるか?」と問いかけ続けることで「危険をイメージして、それを防ぐ」現場の風土になってきます。

しかし、毎日同じような仕事が続くと、どうしても義務的にやってしまうマンネリがはじまります。
これでは、現場の危険が見えなくなってしまいます。(汗)
そこで、マンネリがはじまったら、この魔法の質問を問い掛けてみてください!

「もし、今日、事故が起きるとすれば、どんな事故が起きるだろうか?」

毎日、同じような仕事でも、人、天候、作業場所、使用する機械など違います。
「もし、今日、事故が起きるとすれば、どんな事故が起きるだろうか?」
と、問い掛けすると、

重機の足元

「今日は、作業しているメンバーが違うな、だとすると、この組み合わせで大丈夫かな!?」
「今日は、風が強いな、だとすると、飛ばされるかもしれないな!?」
「今日は、作業する場所が違うな、そうすると、足元が悪いかもな!?」
「今日は、使う機械が違うな、そうか、使い方を教えないとまずいな!?」

というように、見過ごしてしまいそうな危険をイメージすることができます。

そうです!

イメージが湧けば、脳は勝手に事故を防いでくれるんです。
イメージが湧くように自分たちに問い続けることは、究極の安全対策ですね。

あなたの現場に質問です!

「もし、今日、事故が起きるとすれば、どんな事故が起きるだろう?」

毎日問い掛け続けると、事故は無くなります!
安全大会や災害防止協議会でも問い掛けてみてください。

「もし、今月、事故が起きるとすれば、どんな事故が起きるだろうか?」

次回に続きます。お楽しみに!!

現場でのコミュニケーション方法は、拙著「部下が変わる本当の𠮟り方」明日香出版社が参考になります。



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