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『スカイリム二重人格ロールプレイの旅』第8話(吉田輝和編)この記事の本編は無料で読めます


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吉田輝和とまげまの二人が送る狂気のゲームプレイ絵日記企画。二人は、PC版『The Elder Scrolls V: Skyrim SPECIAL EDITION』のセーブデータを共有し、それぞれ異なる人格でロールプレイを行っていく。

二人は相手の絵日記を見てはいけない。二人の行動や思考を把握できるのは、この絵日記を読んでいるあなただけ――

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◆家族になろうよ

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目覚めると俺は滝の中に居た。

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ハァハァ……ゴボッ!ゲボボボ~!
人間ポンプのように水を吐く俺の懐にはヤツが残した書き置きが入っていた。

「一緒に身を清めよう笑」

ふざけやがって!何が笑いだ!
とことんヤツとは気が合わないらしい。ジョークのつもりなのだろうが死ぬところだったじゃないか。
オレが死ねばヤツも死ぬことを理解してないんじゃねえのか、あのクソバカが……!

まあいい、あんなヤツのことより気になることがある。そう、前回オレが気を失う前に犯した罪……親切者の孤児院院長殺人事件だ。

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死体はタンスの上に隠したが……いや隠したというにはあまりにお粗末。早くあの場所から離れたくてタンスの上に乗せて逃げてきたのだ。

ヤツに「俺の罪は お前が償え」と書き置きを残して意識を手放したのだが……あの死体はどうなったのだろう。

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いてもたってもいられなくなり、気がついたらオレは孤児院の前に居た。
まだタンスの上に死体があれば事件は発覚してないということだ。

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だが、タンスの上には死体がない……ということはヤツがオレの罪を被ってくれたのだろうか……

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お互い憎しみ合っていると思っていたが……オレの独り相撲だったということなのか。

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怪しすぎて気持ち悪かったので一度も手を付けていないが、食事も用意してくれていた。思い返せばヤツはいつでもオレを気にかけてくれていたのだ。

ヤツの恩に報いるためにオレも何かしてやらなければ。しかし何をすれば……
そうだ。オレたちは自分の行動を逐一記録している。それを見れば何かヒントがあるかもしれない。

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どうやらヤツは闇の一党に入る試験を行ったようだ。つまりヤツは闇の一党に入りたいのだな。よし。

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気がつけばオレは雪山を駆け出していた。途中、狼に襲われ……

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山賊にも襲われた。
だが不思議なことに体が自然と動く。これもヤツが鍛えた成果というわけか。

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そしてオレはとうとう闇の一党の拠点に辿り着いた。

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中には沢山の人間がおり、何やら話は既に通じているようで、オレを家族として迎えてくれると言うのだ。

家族……
思えばオレは家族が欲しかったのかもしれない。嫁探しだなんだと言いつつ、心の奥底で温かい家庭を持ちたかったのだろう。

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一家の一員として皆と同じ衣装に身を包む。

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キッチンには食事が用意されていた。オレの分……オレの場所……オレの……オレの……。
これまで生きてきて初めて「ここに居ていいんだ」という実感が湧いた。この人達はオレを暖かく迎えてくれている。

まげま……お前にもこの胸の暖かさ、わけてあげたいよ。そうしてオレは意識を手放した。

9話(まげま編)の更新は未定です。最新話通知用アカウントでお知らせします。

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吉田輝和はまげまに、まげまは吉田輝和に何かしらのイタズラを毎回していく。しかし、イタズラはすぐに気づかれるとは限らない。それでもイタズラは回を重ねることに蓄積されていく。日記が進むごとにスカイリムの地はイタズラの痕跡だらけに……。

全編は、無料枠のみで楽しめますが、有料枠のイタズラ内容を知っていると後々の展開でニヤリとすることがあるかも……。軽めの内容ですが、この企画を応援するための投げ銭&スパチャ感覚で読んでいってください。


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