つむぎのクリスマスプレゼントその後

すっかりクリスマスイブなのを忘れ、日が暮れてから焦って本屋さんに駆け込んで手に入れたつむぎのクリスマスプレゼント。『はじめてカードずかん　のりものだいすき』は、クリスマスとなった今朝、無事につむぎの枕元から発見される。

つむぎはなんの飾りっ気も無い普通の買い物袋に入れられたそのプレゼントをカシャカシャといじってひとしきり楽しんだ後、中身があることに気づく。消防車の写真を見つけて少し嬉しそう。

リビングに移動してカードを広げる。カードを見ているつむぎに向かってふと思いついて、「救急車はどれ？」と尋ねてみるとちょっと見回した後に、勢いよく『あった！」と答えてなんとなく指を指す。お、まさかすでに判別がつくようになっているのか？と思い、今度は「飛行機はどれ？」と聞いてみる。やっぱりちょっと見まわした後に、勢いよく「あったー」と答えて指を指す。

今度は試しに「山手線をちょうだい」と言ってみる。するとまた、しばらく見回して「あった！」と答え、カードを拾って手渡ししてくれる。どうやら、いつの間にかつむぎはしっかりものを判別できるようになっていたみたいだ。それに、「どれ？」とか「ちょうだい」とか言う言葉の意味もしっかり理解しているようだ。

言葉を理解し、それに基づいて並んでいるカードの中から該当するものを見つけ、手先を器用に使ってそのカードを持ち上げ、ちょうだいと言った人のところに持っていく。この一連の動作をつむぎは頭をフル回転させて実行しているように見えた。

つむぎの成長も実感でき、頭にかなり刺激を与えられ、親子で楽しく遊べる『はじめてカードずかん』。サンタさんはなかなかいいプレゼントを用意することができたなぁ。プレゼントは値段じゃないんだな。