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この世で一番美味しいぶた丼 つべつ西洋軒

この世で一番美味しいぶた丼。
それは、津別にある。

「かなでちゃん、こっちにいる間に、食べたいものとかある?」
「津別の西洋軒に行きたいです」
「ぶた丼!いいね、行こう!」

前日からの大雪で道路状況は最悪。
でもそんなことは全く障害にならない。
なぜなら西洋軒のぶた丼が待っているから。

美幌と津別をつなぐ道路、普段より倍くらいの時間をかけて安全運転でゆっくり走る。
もう、心の中はぶた丼が占めている。

「何食べるか決めた?ロース、バラ?」
「うーん」
「ぼくは絶対にバラ派。だけど、ロースを食べてないならそれもありだよね」
「そうですねぇ」
「私は、焼きそばかなぁ。あそこの焼きそば美味しいんだよね」

幸枝さんは、焼きそば派なのだ。

西洋軒に到着。
目の前に現れる、バラぶた丼。

一口食べる。

「あーあ、これこれ。これだった」

最高に美味しい。
柔らかい肉、絶妙に旨いタレ。
これより美味しいぶた丼を想像するのは難しい。
なので、きっとこれがこの世で一番美味しいぶた丼なのだと思う。

もし、他に美味しいぶた丼があったとしても、それは、西洋軒のぶた丼を超えるのではなく、並ぶだけだろう。

一口一口味わいながら、それでいてあっという間に完食。

はぁ、美味しかった。

帰り道、すでに次は「いつ食べに来よう?」と考えながら、雪道をゆっくり進むのだった。

お店では売り切れで買えなかった「ぶた丼のたれ」、ネットで買えるみたいだから買っちゃおうかなぁ。

なんと、たれを使ったぶた丼の作り方動画も公開されていた。
津別は流石に行けないよという、全国のみなさま、これで食べられますよ!


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最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した4人と1匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします!
(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:4歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:3歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:1歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。

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