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農業でよく使う単位について

昨日に比べてだいぶ暖かい一日。
なんだか春の陽気だ。
家の庭には芝桜が、センターにはたんぽぽが咲き乱れる。
もう5月も末だけど、ようやくこれから暖かくなってきそうだ。

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今日の作業はいろんな畑にスプリングハローをかけた。
スプリングハローはバネのようにしなる刃を地面に何本も突き刺しトラクターで引っ張ることで畑の凸凹を平らにする効果がある。
スプリングハロー後は、デントコーンを撒くために二尺四寸の畝幅にしたタバタのプランターを二尺幅に戻す。

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スパナやドライバー、ラチェットを使った作業もだいぶ慣れて来た。
テキパキと作業が進むと気持ちがいい。
ただ慣れないのがこの尺とか寸、ハウスの話なると間、畑の話になると町、反、畝、坪といった和風単位。
慣れない単位だと全然頭に入ってこない。
農家さん同士の話ではよくこの単位が出てくるから結構困る。

ちなみに、
長さの単位
尺:0.3030303 m (10/33m、10寸)
寸:0.03030303 m (1/33m)
間:1.818182 m (6尺)
面積の単位
丁:9917.355372 m^2 (10反、ほぼ1ヘクタール)
反:991.735537 m^2 (10畝、ほぼ10アール、300坪)
畝:99.173553 m^2 (30坪)
坪:3.305875 m^2 (1間×1間)

ああ、ややこしい。
よくハウスを建てるときに話題に出る100坪ハウスについて考えてみると。
ハウスは間口が3間、3.5間、4間がよくあるみたいで、それぞれについて100坪を作ると長さが、
3間の場合:100坪/3間=33.3間=60.5 m
3.5間の場合:100坪/3.5間=28.6間=51.9 m
4間の場合:100坪/4間=25間=45.5 m
となるらしい。
この前僕が買ったハウスの骨組みは3.5間だから100坪のハウスを建てるにはだいたい長さを52 mで設置したら良いようだ。
農家で目標収量とか目標所得についての目安はだいたい10アール当たりでまとめられているので、ハウスだと100坪ハウスが3棟当たりで考えることになる。
家の裏の敷地だけを考えるとだいたい4棟くらいは建てられそうだ。
例えばアスパラガスで見てみると、10a当たり1t採れればまあまあ、春夏とって2t採れればすごい、という感じの様子。
農業で稼ぐのはやっぱり簡単では無いなぁという感じだな。

いつもどおりの日記のつもりが、いろいろと調べてしまった。
まあ、現実に少し向き合えたから良かったか。

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