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困ったときの道標という存在

就職が内定している勝木遼太君に、吉田正樹事務所に入って成長したこと、弟子目線からの吉田正樹事務所の様子について総務の島尻が伺いました!

「憧れの東京」
吉田さんと同じ兵庫県姫路市出身です。今は、憧れの東京の目黒の2畳の家で楽しく暮らしています。面白いことが好きで、人を笑顔にさせることが好きだったので、エンタメに興味があったんです。だから、エンタメの中心地である東京に行きたかったんですよ。僕が入っているメディア系の学部に、兄弟子の方がいらっしゃって弟子募集の案内を流してくれたんです。吉田さんの名前も作った番組のことも知っていたので、弟子になったら面白そうだと思いました。吉田さんは姫路でも1番の高校を出てて、エンタメの最前線を走っている人だし、色々学びたいと思って応募しました。

面接のときに「アナウンサーになりたい」「テレビ局で働きたい」って言ったんです。その後、吉田さんとご飯に行ったとき「絶対無理だ」って言われて……。僕の本気度を測ったんでしょうね。やる気になりましたね。カンフル剤になったというか、吉田さんに認めてもらえるように頑張ろうって思いました。

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「弟子になって空間が広がった」
弟子になってアンテナが広がったと思います。社員の人達と映画や音楽、いろんな面白いコンテンツの話をよくするので、もっと観よう、もっと知ろう、という気持ちになって詳しくなっていくんですよね。おかげで「面白いものって何だろう」っていう目が養えたような気がします。その目線は実生活でも利用できるし、考え方も少しは大人になったんじゃないかなと思います。

吉田正樹事務所での僕の仕事は……、「何でも」です。電話番や事務所の掃除から、吉田さんと出身地が同じということもあって、出張に同行させてもらったり。それから自分のやりたいことに応じて企画書を作ったりとか、全てが業務になるって感じです。

田舎で育ったので、良くも悪くも泥臭くやってきたんですよ。勉強も運動もそこそこ得意だったので「自分だったら何でもやれるんじゃないか」って夢を見れたんですよ。でも弟子に入ったら、できる人が多くてコンプレックスを抱くようになりました。

僕は普通の家庭で育ったので、閉ざされた空間にいたんですよね。大学に入っても、その空間ってあまり広がらないと思うんですよ。得られることが限られていると思うんです。その点、吉田正樹事務所の人たちは社会の最前線で働いている人たちだから、社会の仕組みを教えてくれた。理想と現実ってこんなに違うんだって知りました。社会って残酷なんだなと。だからこそ自分は、どう頑張らないといけないのかってことを考えさせられました。

「社会人としての僕を作ってくれた」
某大手食品メーカーに就職します。「全然テレビじゃないじゃん」って思うかもしれないですね。広告やマーケティング、新規事業をやる部署に配属されます。元々はテレビで働きたかったんですけど、弟子をやって、就職活動をしていくうちに、自分のやりたいこととズレがあるように思ったんです。それで「このままテレビを受けてていいのかな」と思って、この会社を受けました。メディア系以外で唯一出した会社です。社員さんの家が近くて、誘ってもらうことが多かったので、就職の相談はしていました。最終的に吉田さんに「いいところに就職した」って褒めてもらいました。入った当初の思いとは違う形だけど、吉田さんに認めてもらえた気がします。

社会人としての僕を作ってくれたのは吉田正樹事務所なので、頭の中に事務所を置いて、その目線で日々社会を見てます(笑)。度胸はついたんじゃないですかね。大人が怖くなくなりました。今は社会に出ることが怖くないです。精神面も成長したような気がします。

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「道標という存在」
上京して友達は出来たけど、指導してくれるような人っていなかったんですよね。優先順位を付けるのが下手だったんです。断って1つでも信用失ったらと思うと怖くなって、何でも引き受けちゃってたんですよね。結果、手に負えなくなってしまう。そういうのも注意されるまで気付かなかった。間違ったこととかを指摘してくれる人って、地方出身者だとあまりいないと思うんです。自分の信じた道が合っているのかどうかすらわからないこともあると思うんです。困ったときの道標というか、そういう存在がいてくれることはメリットの1つだと思います。

同期の存在は大きいですね。目指すものはそれぞれ違うけど、同志というか濃厚な関係の友達ができました。大学の関係だけだと希薄になってしまう気がするんですよね。同期だけじゃなく、兄弟子の人たちもそうだし、社員の人もそう。この関係性はずっと続いていくと思うし、僕を成長させ続けてくれる関係だと思います。

基本的には誰でも弟子になれると思うんです。来るもの拒まず去る者追わず。誰でも歓迎してくれるし、「これがやりたい」って言えばやらせてくれる。強いて言えば、自分の欲に忠実で貪欲な人が向いているのかもしれないですね。それから行動力がある人。行動力があればメリットを享受できるんじゃないかな。弟子になる理由は何でもいいと思うんです。僕みたいにエンタメを知りたいとか、何だったら東京を知りたいとかでもいいと思います(笑)。

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