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北海道新聞販売店の青年会、卒業年に全道大会を主管します。

昨日は誕生日で、たくさんの方にお祝いのメッセージを頂きました。45歳という節目の年に、色々と役割も回ってきますが、道新販売店の青年会で、大役をいただきましたので、その内容をお伝えするのと同時に、私は様々な地元の地域団体に入会して、活動をしておりますが、40歳定年の青年会議所、50歳定年の商工会議所青年部、そして、45歳定年の道新青年会、いったい何歳までが、青年なのか?そして青年の責務とは何なのか?などを綴ります。

北海道新聞販売店 青年会とは?

北海道新聞の販売店は、全道に521店あります。内訳は、新聞だけを取り扱って専門に新聞販売を行なっている販売店が288店、小さな町や村の中にあり、商店や農協などに委託などしている副業店が233店ある(2020年7月現在)。販売店は、配達エリアが決まっていているので、ライバル関係ではなく、同志として、組織をつくり連携しながら、様々な政策を考えたり、労働環境を整えたりしている。札幌、函館、旭川、釧路、十勝の5ブロックに分かれて、道新連合会という名の下活動している。青年会は道新連合会の青年部という位置付けとは若干意味合いが違い、45歳を卒業とした組織で、昔は所長になるための登竜門的なものであった。現在は、若くして所長になる人も多く、青年会の半分以上が所長になっているため、各ブロックで販売促進活動や読者満足に繋がる活動、新規事業の研究など、若い力で、様々なアイディアを出しあい、未来を切り開こうと切磋琢磨している。

釧路の青年会

釧路ブロックの新聞販売店は、比較的部数の大きな販売店が多く、店数が少ないので、45歳以下だけの組織にせず、様々な販売店が加わり、業務を研究したり、販促活動したり、チラシ物販の連携などを行っている。私は2年前から、釧路地方道新青年会の代表幹事になり、子供が新聞を身近に感じてもらうための活動として、くしろ霧フェスティバルでのイベントを強化した。昨年はコロナで中止となり、今後も人を集めて行う周知活動や販売促進イベントは厳しさを増すので、創意工夫が必要となってくるだろう。コロナ禍においては、経営の収益改善に向けた活動が必要になると考え、折込チラシによる物販の販売店連携に力を入れてきた。各販売店が、共通の商品を取り扱い、チラシの版を同じくして販売することで、効率良く行え、販売店の収益も上がると同時に、地元の特産品を紹介することもあるので、生産・製造者の認知度アップや収益増加にも繋がり、地域貢献に多少寄与出来ている。

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道新青年会の全道大会とは?

話は、全道大会に変わるが、道新青年会では、年に1度、全道大会が開催され、45歳以下の青年会員が一堂に会して、各ブロックの活動発表やグループディスカッションなどを行っている。毎年、主管のブロック地区が変わり、講師講演、活動コンテストなど、思考を凝らしながら開催している。4年前は釧路が主管となり、2017年5月12日、4年前の私の誕生日に釧路のホテルで盛大に開催した。青年会の会員104名、道新本社25名の総勢129名が集まり、二次会も100名でスナックの3フロアを貸し切って、大交流会が行われた。このコロナ禍では考えられない状況だが、当時は、全道大会の式典運営から、グループワークの企画、そして宿泊の手配から、繁華街の飲食店マップ作成など、ホント苦労したが、良い経験になったし、達成感もあった。

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釧路主管の全道大会、今年にかける思い。

そして今年、5月21日開催の全道大会は釧路に主管が回ってきた。人数も少なくなってきている関係から、コロナ禍になる前から、主管は持ち回りだけど、会場は札幌で行う事は決まっていた。ただ、この状況では、会場に集まることも厳しいことから、zoom開催に舵を切った。今年の参加は、会員88名となり、4年前から比べ、少し減ったものの、大きな大会であることは間違いないし、昨年はコロナで中止になってしまったので、尚更、有意義な大会にしたいという思いがある。新聞販売店は、定期宅配なので、コロナの影響は無いと思われがちだが、折込チラシが激減したため、経営環境が悪化している販売店が多くあり、明るい未来を描きづらい。次代の担い手も不足しており、青年にとっては、ここが正念場だと考えている。

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新聞業界のタブー?に挑戦

そんな中なので、いままで若干タブーとされていた、青年会員全員の配達部数を公開したプロフィールを作ってもらった。趣味特技・個人SNSの有無・配達部数・配達員数・1人あたりの平均配達部数・新規事業の取り組み・新規事業の売上比率などを全公開してもらい、部数規模でディスカッションを行う形式をとる。なぜ、今までは配達部数公開がタブーだったかというと、景気が良い時代は、部数を多く取り扱える=収益があがることだったので、部数が多い事が所長のステータスだったし、部数を多く扱える為に頑張っていた人も多かった。なので、変なライバル心やプライドがあって、他人に部数を聞き辛かったり、部数を全公開すると、ひがむ人がでたりするので、なかなか全員が閲覧できる公開は、控えていた感じだ。他人の年収と近いかな?ただ、今の時代は、取り扱い部数≠収益ではないので、我々若いメンバーは、正直に部数を公開した上で、連携して何が出来るか?という事を考えなければならないと思っている。嬉しい事に、部数非公開にした人は誰もいなく、全員公開してくれたので、部数規模ごとにグループを組んで、同じ規模同志の経営課題を議論し、明るい未来を創造していきたい。

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青年会の今後の展望

コロナ禍で人との繋がりを分断されたように思われるが、逆にzoomなどのテクノロジーが進化することにより、物理的距離がある人同士の繋がりを身近に持てるようになった。今までは、各地のブロックで管轄したり、支社管轄で区切られたりしていたが、今後は、同じ新聞部数規模の繋がりだったり、同じ新規事業を手掛けている繋がりだったり、同じシステムを使用してる繋がりだったり、様々な連携を行いたいと考えている。そうする事で、無駄な部分が見えたり、事業の促進が図られると思っている。新聞販売店がもっと連携して大きな力となり、様々な地域のハブとして、地元を元気に出来ればと思っている。購読して頂いてる方は、高齢者が多く、お困りごとの解決をしたり、デリバリーによって、様々な業者が潤う仕組みも構築できればとも思っている。


青年は何歳まで?役割は?

最後に、青年会に多数所属してきた私が思う青年の責務は何か?について考えてみたい。私が考える、青年の定義は年齢に関係なく、失敗を恐れず、いつまでもチャレンジして、行動し続ける大人を指すと思う。若くても、まったくチャレンジしない人は、青年ではなく、若おじさんだ。逆に50歳を過ぎても、若々しくチャレンジしている人もいる。間違っていることに対して、上にも正面から噛み付く青年が多くいるほうが、なんか活気があって良いじゃないですか!、やはりそういう風に生きていきたいと思う、45歳の主張なのでした。

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