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(創作)ニャンとも言えない男子禁制の場

我が家は、不平等である。なぜなら、ふつう、一家の大黒柱と言えば、旦那を指す。ところが、どうも我が家では、勝手が違うのだ。大黒柱が旦那ではなく奥方でも、致し方ないけど。人間が主人であることに変わりはないのだから。

指揮系統たるもの、通常は、能力の秀でたものが統括して行うものなのだ。しかるに。。。そうならない場合が多々あるのだ。 よくテレビなどの刑事モノで、そういう不透明な指揮で苦悩する主人公とか登場したりするエピソードってありますよ。

で、ここからが本題ですがね。おおよそ太古の昔から人類が家族を帯同して家庭というものを形成したときから、指揮系統は存在していた。なぜなら、血縁者といえども独立した個性を持つ人達が、同じ住まいにて起居を共にするのですから。その日々の暮らしには、行動指針となるルールが必要だからです。そして、その守り人こそ指揮系統統括者です。

で、ですね。こういう歴史を背負う威厳あるべき指揮系統統括者である大黒柱がですよね、その、何というか、軽んじられるのは、いかがなものかと。とここまでウンチクを述べてですね。今、まさに足元に違和感?が生じているのですが。この違和感の発生理由は、取り合えず置いといてですね。ウンチクをさらに続けるとですね、いかにして大黒柱は成り立ってきたかという認識を人々が。。。ああっと、また、足元の違和感野郎!が。

この国いやこの家では、柱、いや大黒柱がぁぁぁ。こいつ! もう駄目みたいだ。 わかったよ。はい、わかりましたよ。

いつも、こうなのだ、我が家の大黒柱、そう、指揮系統統括者は何とダブルなんです。妻が独身時代から起居を共にしてきた戦友?のやつとどこでもかしこでも、そそうをしやがる!若手のニャン?とも凄い連中なのだ。

彼女たちの日々、指揮系統統括者の座をめぐる抗争は、予断を許さないのだ。その犠牲者が、もうおわかりいただけただろうか。どうやら、この戦いは、男子禁制の場なのだ。




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