見出し画像

ChatGPTに指示して英語で数学の式を解く

こんにちは。去年ぐらいから圧倒的に騒がれているChatGPTで、数学を勉強してみようと思い立ち、挑戦してみました。

以下の顛末を見てくださいね。

学生時代より算数も数学も大の苦手でした。

今年から学び直しを兼ねて、小学校算数から学び直しています。
とは言え、還暦過ぎたシニアにとっては、継続することさえ苦痛。

そこで、思ったのが、英語で数学を学ぶということ。

あの有名なアメリカのSAT(大学進学適性試験)に挑戦するのも悪くないなどと妄想をいだきつつChatGPTで実際に問題を解いてみました。

chatgptで解く数学:例題


次の式の解き方を教えて:7(2X-3)-6(3x+2)とChatGPTに指示してみました。

すると、以下のように解答が瞬時に出たのです。

与えられた式を解くためには、分配法則と単純化を使って式を展開します。それから、同じ種類の項をまとめ、方程式を解きます。

まず、与えられた式を展開しましょう:

\[7(2x - 3) - 6(3x + 2)\]

\[= 14x - 21 - 18x - 12\]

これを単純化します:

\[= (14x - 18x) + (-21 - 12)\]

\[= -4x - 33\]

したがって、与えられた式の解は \(-4x - 33\) です。

以下は英語訳です。

Sure, here's the translation of the given expression into English:

The given expression is \(7(2x - 3) - 6(3x + 2)\).

Expanding this expression:

\[= 14x - 21 - 18x - 12\]

Simplifying:

\[= (14x - 18x) + (-21 - 12)\]

\[= -4x - 33\]

So, the solution to the given expression is \(-4x - 33\).

どうですか?なかなか凄いと思いませんか?

しかも、これを英語で数学と言えばSATですよね。

ChatGPTにさらなる指示をしてSATのように表記させるのです。


どうですか?これだと普通の式と同じで見やすくなります。

以下は、

実際のSAT(英語の数学問題)です。

s percent(sが何パーセントになるかを答える問題です)

A rectangle was altered by increasing its length by 20 percent and decreasing its width by s percent. If these alterations decreased the area of the rectangle by 4 percent, what is the value of s.
A. 40

B. 31

C. 20

D. 10

この英語の問題文をChatGPTに指示して日本語に訳してみます。

次の英語で書かれている数学の問題文を日本語に訳して:A rectangle was altered by increasing its length by 20 percent and decreasing its width by s percent. If these alterations decreased the area of the rectangle by 4 percent, what is the value of s.

与えられた数学の問題文を日本語に訳すと以下のようになります:

矩形の長さを20パーセント増加させ、幅をsパーセント減少させて変更しました。これらの変更によって矩形の面積が4パーセント減少しました。sの値は何ですか。

矩形?って何だ

。ググってみたら、以下の説明が見つかりました。


  • 読み方: 「くけい」

  • 意味: 矩形は、長方形を意味します。つまり、四辺が直角を形成し、対角線の長さが等しい四辺形です。

  • 英語での訳: 矩形は英語で「Rectangle」と訳されます。

このように、数学英語で用いる言葉が日本語のとは違うことがあるのです。
まあ、これは数学に限った事ではありません。

言葉は生活全般で使われるのです


英語も日本語も生活全般で使う言葉なので、直接、単語通りに訳すだけでは
上手くいかないことを理解しておきましょう。

では、最後にこの問題の解き方をChatGPTに指示して答えてもらいましょう。

与えられた数学の問題に対する解答は次の通りです:

この問題では、矩形の長さを20%増加させ、幅をs%減少させています。これらの変更によって矩形の面積が4%減少したということです。

矩形の面積の変化率は、長さと幅の変化率に関係します。面積の変化率は次のように表されます:

\[
\text{変化率} = (\text{長さの変化率}) + (\text{幅の変化率}) + (\text{長さの変化率})(\text{幅の変化率})
\]

与えられた問題では、面積が4%減少したので、変化率は-4%となります。長さの変化率は20%増加なので、幅の変化率をs%として、これらを式に代入して解きます。

\[
-4 = 20 + (-s) + \frac{20 \times (-s)}{100}
\]

これを解くと、sの値が見つかります。計算すると、s = 40 です。

したがって、選択肢 A. 40 が正解です。


ちなみにChatGPTの操作画面上では、上記のようになります。

この方が見やすいですよね。

コピーをして他のドキュメントファイルに貼り付けると

\[

のように表示されます。

多分パソコン内部では計算時に上記のように処理されているのでしょう。

ChatGPTの画面上では普通に表示されるので、コピペするときはスクショをオススメします。

今回は英語で数学を学ぶ時のChatGPTの使い方について述べてみました。

ここまで、お読みいただきありがとうございました。


よろしければ、サポートお願いします。今後の創作に役立たせて頂きます。一人でも多くの方に向け学びの場を発信出来ればと思っております。