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「イイ女の傾向と対策」って書くと恋愛指南書みたいだよね

皆さん、ご無沙汰しています。吉田粘土です。
相変わらず、ぼちぼちとファミ通町内会への投稿を続けており、ぽつぽつと掲載されています。

本日は、ファミ通町内会の「イイ女」で掲載されたネタのパターンを分類して、コーナーの傾向と対策をまとめたいと思います。
若干、手の内を明かすことになるので、ひいては自分自身の掲載率を下げることに繋がるかもしれません。しかし、何かの間違いでこれから町内会に投稿を始めようと考えている人がこのブログを見てくれるかもしれませんので、そういった人へのアドバイスとなるようなことを書くことで、結果、町内会全体が盛り上がる一助になればいいなと思い書いていきます。
(ネタを無断掲載してるので、怒られたら速攻で消し去ります)


町内会にはイラストのコーナーがいくつかありますが、イイ女以外は、フリーダムというか基本は無秩序なので、ネタの傾向やパターンなんてあったもんじゃありません。
その自由度の高さが町内会の魅力になっているわけですが、イイ女に関してはタイトルの通り「イイ女を描く」という強烈な縛りがある分、まだ一定の秩序が保たれており、そこにはある種の有限性があるのです。
ただし、その有限性の中で、宇宙空間のごとき無限の広がりを見せるネタの数々がイイ女のコーナーの素晴らしさであり、その広がりを見ていると人間の発想力に限界はなく、「まだまだ人類は進化していくのだ」と人類の未来の行く末にまで想いを馳せてしまいます。


大丈夫です。クスリはやってませんので、あしからず。


そんな人類の明るい未来を喚起させるイイ女のコーナーですが、ここで掲載されるネタの傾向を分析すると、私は以下の5つに分類できると考えています。当然キレイに分けられるものではないですが、おおよその傾向として捉えてください。

①女が奇怪な行動や発言をしているパターン

②女の持ち物や周りの物が奇怪なパターン

③女にまつわる奇怪な情景を描くパターン

④純粋にイイ女だと思うものを描くパターン

⑤その他(なぜそれを描こうと思ったのか・・・)


※ちなみに、私は毎週1枚必ずイイ女のネタを描くようにしているのですが、ネタの傾向が偏らないように週ごとに意図的にパターンを分けてネタ出しをするようにしています。

以下それぞれ解説していきましょう。


①女が奇怪な行動や発言をしている

基本的にこれが一番オーソドックスなパターンだと思います。7割くらいはこれじゃないでしょうか。
このパターンが多すぎて、イイ女のコーナーの趣旨を、面白い行動をとる女を描くコーナーだと思ってる人もいるかと思います。

ただ、はっきり言ってこのパターンは超激戦区であります。
ここで勝負するというのは、今から新しく歌舞伎町でキャバクラをオープンさせるくらいの激しい競争が待ち構えていると思ってください。
イイ女を得意にしている煮え湯500杯さんや、他にもシカトろっくさん、ナダモトさんなどネタの発想がぶっ飛んでいる常連投稿者もこのパターンで攻めてくることが多いので、ここはレッドオーシャンであることを十分に認識すべきだと思います。


自分も投稿を始めた当初はこのパターンだけで投稿していて、イイ女は全く掲載されませんでした。(初めて掲載されるのに半年かかりました)
途中から意図的にこのパターンを避けて投稿しだしてから、掲載されるようになったのですが、このパターンでの勝負は初心者には本当に厳しい世界です。

逆に言うと、初心者がこのパターンで掲載できたら、町内会で通用する発想力の持ち主と言っていいと思いますし、我々としても手ごわい有望な新人が現れたと認識すべきでしょう。ただし、町内会で通用する発想力は、残念ながら実生活ではクソの役にも立たないことも、合わせてお伝えしておきます。

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②女の持ち物や周りの物が奇怪

これは女性自身は普通なのに、身辺がおかしなことになっているパターンですね。その外的な状況から、女性の内面の異常性(もしくは投稿者自身の異常性)を想像させるようなネタとなります。

ネタの着想が①は人物で、②は人物以外の物になってくるわけです。
行動や発言が異様な人物(女)を考えようとするのではなく、奇怪な物もしくは特に奇怪ではないが、イイ女から遠い物を持ってきて女と組み合わせることで奇怪な状況とするのがこのパターンのネタ出しの手法かと思います。


このパターンは画家とモデルさんが得意にしていますね。
ただ、あの人の場合はネタの視点が常人と一線を画しているので、真似はできません。
むしろ、自身のネタを画家とモデル氏のネタに近づけようとする行為は、レクター博士に近づくのと同じくらい危険な行為ですので、絶対にやめましょう。精神がおかしくなる。

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③女にまつわる奇怪な情景を描く

①と②は主人公はあくまで女ですが、③は女は脇役にしてしまい、その周辺の情景を描くパターンになります。②のパターンとの境目は難しいのですが、③のパターンは敢えて異常性は排除して違和感をなくしているケースが多い気がします。違和感がない中に違和感を生じさせるわけです。
また、女性以外を描いて、女性と無理やり関連付けさせるパターンもあります。これも、ある意味で「女の周りを取り巻く人々」という情景に分類していいと思います。この場合、その描いている対象の発言や行動の異常性は薄いが、無理やり絡めている強引さに面白さを見出す形になります。

私自身は①を避けて、この③で勝負することが多いです。
私が多用するネタ出しの方法としては、みんなが一度は見たことあるもの、イメージがしやすい風景の中に半ば強引にイイ女をねじ込むような発想をしています。普段の生活から、イイ女が入る余地はないか常に考えながら生活をしていくのです。
さようなら社会性、こんにちは狂気の世界。

ぼくとわたしさんがたまにやる文字だけのネタも、このパターンに該当する気がします。


要は、①が人物(本人)、②が物・身辺、③が情景・風景(他者含む)と言えるかと思います。
③のパターンの投稿が少ないのは、背景を描かなくていけないので、面倒臭いからでしょう。逆にある程度、その面倒臭さに耐えられる人はここで勝負することをお勧めします。


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④純粋にイイ女だと思うものを描く

これはもう直球勝負のパターンですね。
有名人の場合もありますし、属性の場合もありますし、自分が好きな女性のタイプを思いのままに表現するだけのパターンです。

男性であれば好きな女性のタイプや好きな有名人というのは1つくらいあるでしょうから、このパターンは描こうと思えばいくらでも描けるはずです。しかし、誰もが思いつくイイ女を描いて町内会に送ってもしょうがないわけです。
橋本環奈、広瀬すず、涼森れむ等を描いても、ネタとしては成立しないのであります。(え?奏音かのん?それも一緒だよ)
いかに誰も気にしていないが、言われてみれば確かにイイ女であるという微妙なラインを突けるかの勝負になるのです。
ネタ出しは簡単でも掲載されるのが案外難しいのがこのパターン。

ただ、絶妙なラインを突かないと掲載されないだけに、掲載されたときは他のパターンとまた違った喜びがあるんですよね。気分的には、強打者相手に外角低めのストレートで見逃し三振を奪った時や、好投手相手にセーフティーバントを決めた時と同じくらいの爽快感があります。

野球やったことないけど。


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以上が基本の4パターンですが、これから投稿を開始しようとする初心者には私はハイブリッド型でネタを考えることをお勧めします。
初心者は、①の行動やセリフが面白い女性を最初に考えると思うのですが、恐らく初心者の発想レベルでは町内会の猛者達(狂人ども)とは勝負できません。更にネタを飛躍させるために、ハイブリッド型で考えるのがいいかと思います。
上で言うと、②で紹介したシカトろっくさんのネタ、③で紹介したぼくとわたしさんのネタあたりはハイブリッド型になっている気もします。(女性自身もおかしなセリフや行動をしているので)
恐らく、常連投稿者はハイブリッド型の発想方法を意識してはやっていないと思いますが、初心者は意識的にやるといいと思います。


例えば、「ミニモニ。ジャンケンぴょん!を熱唱する女」というネタを思いついたとして、そこだけで止めるのではなく

「遺影を抱えてミニモニ。ジャンケンぴょん!を熱唱する女(物)」

「裁判中にミニモニ。ジャンケンぴょん!を熱唱する女(情景)」※法廷画風に描く

「ミニモニ。ジャンケンぴょん!を熱唱する教育実習生(属性)」


などのように、別のエッセンスを加えることで奇怪さを強化して、発想の浅さを補うのです。(あとはイラストでどこまで表現できるかという画力との兼ね合いも出てくるのですが・・・)


もう少しイメージがしやすいように、実際に私が掲載された例で言うと、下のネタがハイブリッド方式で考えたネタになります。
まず最初に、「シャボン玉をする女」は幻想的でイイ女だという④のパターンでネタを思いついたのですが、それだけでは弱い(浅い)と思ったので、どこでシャボン玉をするのが最も奇妙かを熟考した結果、「力道山のお墓」という情景をチョイスした次第です。

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ただし、注意したいのはハイブリッド型は、ネタが散らかる分、瞬間的な爆発力は劣る点です。あくまで発想が飛躍しきれていないときに使うようにしましょう。



⑤その他

そして最後に、特に分類できない⑤のその他というのもあります。

人間が普段使ってない脳みその一部分を使える人っていうのがいるんでしょうね。
もしくは、森の中で断食生活を始めて1週間が過ぎた朝、2キロ先の葉っぱから朝露(あさつゆ)が滴る音が聞こえてくるくらい感覚が研ぎ澄まされたときに、脳内にまばゆい光とともに映し出された映像……ではないかと思うくらい、通常の精神状態では考えられないネタを思いつく人というのがいるんですね。

このような特異なネタが浮かぶ投稿者に関しては、「イカレポンチ」「マジキチ」と称してもいいかもしれません。


このパターンに関しては思いつかない方が人間として正しいので、逆にこんなネタが頭に浮かんでしまったときは、生活リズムがおかしくなっていないか、極度に心身にストレスがかかった状態になっていないかセルフチェックをして、静養を心掛けた方がいいでしょう。

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えー以上が、私がお伝えできるイイ女の傾向と対策になります。

ここまで手の内を明かしたんで、誰か代わりに「ガちんこトレカ」のコーナーの対策を是非教えてください。(あのコーナーこそ、投稿者がまともな精神状態ではないであろうネタが多い気がする)





あと、さっき名前出さなかったけど、個人的には唯井まひろが一番イイ女(セクシー女優部門)だと思います。

以上です。

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