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マツダ株式会社様 - OutSystemsによるDX推進と内製化への取り組み

昨年、100周年を迎えられたマツダ様。弊社の昨年のカスタマーカンファレンスでOutSystemsによるDX推進と内製化への取り組みをご講演いただきました。弊社も勉強になる素晴らしい取り組みだと非常に評判が高い内容ですので、お時間がある方は25分程度のビデオをぜひご覧いただければと思います。

マツダ様のアウトシステムズの活用について、一番特徴的なところは準備/試行期間をしっかりとって、開発標準やガイド、フレームワークや部品、Outsystems CoEを作られて、基幹システムを作れるような環境、体制を作られたところだと思います。マツダ様は2017年に従来の開発では生産性や開発期間短縮には限界があると考えられ、いくつかのローコードツールを評価、アウトシステムズが一番よいとご採用いただきました。2018-2019年に上記の準備/試行期間を経て、2020年から劇的にアウトシステムズで作るアプリケーションが増加しています。

準備期間でされたことの詳細は以下でご説明されています。

4:30 ~:開発標準やガイド、フレームワークや部品など

7:10 ~:Outsystems CoEの体制

これらの準備によって、生産性やシステムの品質がかなりよくなったようです、特に素晴らしいと思ったのは、CoEのところでアプリ支援チームがPoCを5日程度で作りユーザーに見せられたため、そのスピード感とデキのよさが好評で良い評判ができ、次々とシステム開発にとりくめる好循環ができたところです。

9:50 ~ はアウトシステムズの評価についても述べられています。最初に作ったInvoice登録システムは破格の短期間で開発ができ、また、非常に複雑な要件だった船積み計画作成システムも、要件を完全に実装できたそうです。

実際の生産性は2倍から4倍の生産性を実現できており、特に易しいシステムについては4倍以上の効果がでているとのことです。再起処理などの実装が難しい機能もありますが、これまでの開発言語で作っていたほぼすべての機能を実装でき、特にモバイルネイティブアプリの自動生成などは優れているといわれています。また、40時間のアウトシステムズの研修に加え、20時間のマツダ様毒にの研修とテストによって、プログラム言語を知らない方でも開発はできています。

それ以外のいいところとして、従来型のテストのV字モデルの底の部分をアウトシステムズでは省くことができるため、テストを省力化し、安定した品質を実現できるとしています。(13:53 ~)

15:00 ~ は、今後のOutsystems適用の大幅拡大として、DX推進と内製化について話されています。マツダ様では2020年からリニューアル対応必須のシステムが山積みとなっており、これまでのJAVAでのリニューアルだと100億円以上かかるところを、アウトシステムズによるリニューアルとして、2023年までに100個のアプリケーションリニューアル、これまでのリニューアルと比べて50% ~ 70%の削減効果を見込んでおります。

18:20 ~ は、今後、Outsystems開発を増やすために、適用範囲基準の洗練度といくつかのポイントを挙げられております。

これまで講演のポイントをピックアップしてきました。最初から最後まで、これからOutsystemsを導入していく企業様にとって、参考になる情報がたくさんありますので、ぜひ、ご検討の際にはご参考にしていただければと思います。

下記のページでも、追加情報を掲載しております。

今年、2021年のカスタマーカンファレンスは11/30 (火曜)の14:00 - 18:00を予定しております。今年はゲストの基調講演、お客様の事例発表もさらにパワーアップしてお届けいたします。登録サイトが準備できましたら、またお知らせいたします。読んでいただきありがとうございました!

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Outsystemsでは、個人で使ってみることができる無償のプログラムを用意しております。

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赤い"無償トライアル"のボタンを押して、登録画面から会社情報を入れれば、統合開発環境のService Studioをダウンロードできます。クレジットカード情報など入れる必要はありません。ただ、まだ英語の表示になっていますので、ご容赦ください。

また、下記のサイトで無償の体験ワークショップを月に1回やっています。今年はあと3回、以下の予定です。下記のサイトからご登録可能です。

10月20日(水) 13:00-16:00
11月24日(水)13:00-16:00
12月15日(水)13:00-16:00

興味を持たれた方は、ぜひ、触ってみて、体験セッションにご参加ください!よろしくお願いします。


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