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【お部屋探し!】知っておいて欲しい事②

実際にお部屋を借りる際、前入居者と同じ鍵を使用するのは嫌ですよね?「防犯が心配!」「安心して住みたい!」そう言った場合に、新しい鍵に交換するケースが殆どですが、実際、使用している鍵が、どの様な鍵で、どんな特徴があるか?みなさんはご存知でしょうか?
以外に知らない方も多いと思います!

建物自体のセキュリティ向上により、年々空き巣被害も減少傾向にありますが、それでも被害は、まだまだ大きいです。
侵入ケースは、ベランダ、居室等の窓からの侵入が6割程度と多く、玄関等の出入口からの侵入については4割程度となっており、こういった状況下から、昨今、防犯対策の一環といて、防犯性の高い鍵に交換する事をおすすめします!

防犯性が高い鍵と低い鍵の違い?

■防犯性の高いもの
・ワンドア・ツーロック
・ディンプルキー指紋認証型など鍵のつくりが複雑な構造のもの
・内側の鍵自体に鍵が付いている

■防犯性の低いもの
・ワンドア・ワンロック
・ピンシリンダー等のシンプルなもの
・劣化している

防犯性に優れているものは鍵の構造が複雑なもの、鍵自体にロック機能があるものなどがあげられ、また、一つのドアや窓に対して鍵が複数設置されているものが防犯性に優れていると言えます。対して、防犯性の低い鍵は鍵の構造が一昔前のシンプルなタイプであったり、鍵や鍵穴自体が劣化して傷んでいたりなどがあります。

防犯対策をしたい方におすすめの鍵

■カバスターネオ(最高水準の次世代型ディンプルキーシリンダー)
防犯性の高いKABA社製の鍵です。時計などの精密機械を作るのが得意な、スイス発のメーカー。ディンプルシリンダーの性能を決めるピンの数は5列で最大26ピン、理論鍵違い数は2兆2千億通り(数が多いほどピッキングが困難)というハイセキュリティの鍵です。防犯性が高いため、鍵をなくしてしまったら、鍵屋さんでも殆どがピッキングで解錠することができず、破壊するなどピッキング以外の方法で開けるしかないほどです!ただ、カバスターネオは防犯性の高い鍵ですが、その分他の鍵よりも高額になってしまいます!

■V18

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ゴール社の人気商品で、06年冬以降のタイプのものが主流となっています。ピンシリンダーを不正開錠する「バンピング」対策された改良型のシリンダー。カバスターネオと同様に、耐ピッキング性能、耐鍵穴壊し性能が10分以上の防犯性の高い鍵となります。ピンの数は3列の18本、理論鍵違い数は120億通り。アンチピッキングを採用しているため、ピッキングに強いのはもちろん、操作性、耐久性に優れたディンプルキーです。また、鍵穴をドリルなどによって破壊されないようにキー差し込み口付近に、ドリル入り込み防止版とセクションピンでドリルの侵入を二重にガードしているのが特徴です。
一般の鍵屋やホームセンターで複製が可能。

■PRシリンダー

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MIWA社製のシリンダーで、上述の2種類と違ってロータリータンブラータイプのシリンダーです。ピンシリンダーはピンで鍵の動きを制御していますが、このタイプはロッキングバーと呼ばれる部品が鍵の動きを制御しています。防犯性を決めるタンブラー数は11列11枚の理論鍵違い数1,000億通りの防犯性の高い鍵です。耐ピッキング性能はもちろん10分以上です。ただし、耐鍵穴壊し性能は、品番によって変わるため購入する前に確認する必要があります。

まとめ

現在、発売されているものは鍵は比較的防犯性の高い鍵がスタンダードになっています。ですが、築年数の長いマンションや住宅などは防犯性の低い鍵を使っているところも多く見かけられます。この鍵を紹介した鍵にするだけでも防犯性はあがると言えます。ただ、交換可能な鍵と交換不可能な鍵もあるので、事前確認は必要です!また、鍵は毎日使用するので劣化します。鍵の寿命はおよそ10年と言われています!長期的に使用している場合なども鍵を交換する時期と言えるでしょう。そしてどうせ交換をするなら、少しでも安全性の高い鍵に換えることをオススメします。

せっかく新しいお部屋に引越して、新生活を楽しもうと思っているさなか、空き巣被害にあっては!なにもかもが台無しです。。。

楽しい新生活を送る為にも、鍵に注目してみて下さい!!

ありがとうございました。


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