からかい上手の高木さん3 第12話(最終回)感想と映画(劇場版)について
遂にリアルタイム視聴しました
からかい上手の高木さん3 最終回が放映されました…
いや〜 映画があるとはいえ高木さんロスになりますね。完全にこれは
もちろん3期も楽しみにしていたのですが、なかなか忙しいこともあり、はじめは1週遅れのAmazon Primeで視聴していましたが、どっぷりハマってしまい、ニコニコ動画でもコメント付きで視聴し、ラジオも聞くようになり
(聞いていない人はYoutubeのアーカイブで聞きましょう。来週も最終回の振り返りがあるようです)
1週間待てなくなり録画して翌日見るようになり、色んな人の感想も読んでみたり、そして、自分も書いてみたりと最終回はとうとうリアルタイムで視聴しました。
最終回の構成
最終回はまさに11話「2月14日」のアンサー回のように「3月14日」一本でした。
原作の「告白」「お返し」を入れつつ、オリジナルエピソードで進む内容でした。
リアルタイムでみていたので、提供絵のドットが「なんじゃこりゃ」状態になりましたが、これが西片クエストで、ミナちゃんのセリフと繋がるとは誰も分からないですよね。
そしてエンディングテーマはORANGE RANGEの「花」でした。最後の風景にマッチしていましたね。
個人的な予想(希望?願望?)は広末涼子の「大スキ」でしたが、こちらは劇場版のエンディングテーマも高木さんのカバーソングになることが決定したので、そちらに期待しましょう。
12話感想
「告白」はほぼ原作準拠で、西片が意識してしまって、「可愛いと思うし…」「それって好きなのでは」と気付くところは是非是非見たかったので最高でした。
夕日もすごく映えてましたね。
そして、西片クエストが開始 散々、西片の妄想シーンは「そうはならんだろ」と視聴者の総ツッコミを受けながらも大好きなシーンですが、「夕日」で高木さんが「スゴイ! もうからかわない」という妄想は面白過ぎましたね。
まさかのドット絵で再現するという力の入れよう。ここからは原作の「お返し」で手渡しで受け取りたい高木さんの作戦が既に実行されていることが分かります。
浜口めぇ〜という新語が出ていましたが、浜口はひょっとして男を魅せてくれるのかと少し期待しましたが、案の定(原作通り)ヘタレっぷりを発動しました。17巻にあるエピソードなどもいいので(劇場版で出るか?)、しばらくこの関係でいてくれたほうがいいのかも。
そして、ホワイトデーに何故か相撲をとる高尾と木村によって、西片クエストが三人娘に渡ります。
これは三人娘の出番という意味合いもあったのでしょうが、客観的に西片が高木さんのことをどれだけ大切に思っているのか。西片といると楽しいんだろうなということを第三者が言葉にするという新たな視点が組み込まれました。これはなかなか原作にもないことでした。
そして、恒例?の木村のアシストにより西片が気付きます、この本を伏線に使うとは思いませんでしたね。そして、1期からのシーンがフラッシュバックされるシーンが印象的でした。どれも高木さんから好意を伝えられたシーンですね。朗読かと思ったら、そんなシーンは無いことが分かり、どれもからかいではなかったらと気付いたのでしょう。
最初に高木さんが西片に好きだよといったのは1期の「本屋」だと思いますが、内緒を共有することになり「私、西片のこと好きだよ」と言った後に「西片が嘘ついたから、私も嘘ついたんだよ」というシーンです。
ここは原作ではこの後に「ヒミツなんかじゃないもん」という高木さんのモノローグ(心の声)があるのですがアニメ版ではカットされ、少し物議を醸しました。
このアニメは、西片は毎回のように心の声が出てくるのですが(高木さんには聞こえてそうですが…)、高木さんは一切 出てきません。それを徹底するためにカットされたのではとのことでした。
なので、普段と違う声や表情、仕草をみせる高木さんが新鮮に感じます。原作でも、これ以降 ほぼ出てこないので、まだ定まっていない初期だったのかなと思います。ただ「卒業式」では珍しく高木さんが西片のことをイメージするシーンがあり、これはこれでとても尊いです。
そして、最終回だというのに長らく不在だった高木さんがフェリーが動くようになって戻ってくる連絡がきて、西片が走ります
PVにあって長らく謎だった高木さんがフィアットに乗り込むシーン
これはフェリー乗り場から帰宅するというものでしたね。小豆島には岡山県や香川県本土行きなどいくつかフェリー乗り場があるようなので、第9話「クリスマス」とは異なる場所のようでしたね。
車に興味がない人にはどうでもいい余談ですが、高木家の車はフィアットとは… まぁ、実際はエンブレムはぼかしてあったのですが、車好きなので一目で分かりますね。小豆島は地中海にあるイタリアと同じように狭い道が多くて小回りが効くイタリア製のフィアットがいいのでしょうか。小豆島にフィアットのディーラーは無いようなので故障したとき大変だなと余計な心配をしてしまいました。
※更に余談 村上春樹はイタリアに住んでいたときせっかくだからとフィアットに乗っていたらしょっちゅう故障しイタリア人から「お前は、日本人なのになんでフィアットに乗ってるんだ。ニッサンはいいぞと」言われたそうです。
そして、クライマックスへ いつしか雲も晴れてきて、二人は対面します。もう視聴者は西片は言うのか どうなんだという一点に意識がいってしまいますが、全力疾走で息を切らした西片がよく見ると分かりますが掠れた声で「会いたかったから」「会いたかったから」「高木さん 俺…」といった後に絶妙な間が入り
「高木さんに会いたかったから」で締めました。
実質、告白みたいなものですが、今までもあった実質告白だろ それ! は全て高木さんからだったことを考えると、西片が遂に気付いて行動したといるでしょう。
そして、高木さんは「西片の気持ち 受け取ったから」と告白されてOKしたかのような返事で綺麗な綺麗な画面を引きながらエンディングテーマに移行するという、とても綺麗な終わり方でした。
少しモヤモヤ
とまぁ、TV版の最終回を迎えたわけですが、少しモヤモヤポイントがあります。
まず1つは「ランキング」はどうなったのだ! 3期のオープニングに登場しているりんごとりゲームが出てくるエピソード「ランキング」が登場せずに終わってしまいました。二人の事実上のファーストコンタクトになる内容で、これは劇場版行きなのでしょうか。
もう1個は、西片が「会いたかったから」と言った後に、高木さん 俺と言って、もう1回「会いたかったから」 だったのは少し肩透かしを食らった感もありましたが劇場版のことも考えると、というか3期と映画は同時発表だったのでそこまで考えて構成しているのかなと思います。
劇場版はどうなる?
6月10日(金)に公開が決まった「劇場版 からかい上手の高木さん」
上映される映画館も発表されてTOHOアニメだけあってTOHOシネマズでは当然 上映されるようで良かったです。
しかし、まだ2ヶ月以上先ですねぇ Blu-rayのVol.2も4月20日なので、Amazon Primeで見返す日々になりそうです。
最終回を迎えて映画の情報もいくつか解禁になりました。新しいティザーCMも公開です。
気になる点が2つ
まずは、じゃんけんしてますね。これは原作での衝撃的なエピソード「グリコ」をやってくれるのでしょう。自然な感じで入れるのでしょう。これはヤバいですね。TVではやらず映画でやるのではと言ってましたが、映画館で不特定多数の人と見るには殺傷能力が高すぎるような…
そして、ティザービジュアルにもあった棚田がですが、PVに棚田での行事 虫送りのシーンがありました。
そういった行事は知らなかったのですが、高木さんのBGMが使われたブラタモリの小豆島回で紹介されていましたね。何やら西片役の梶さんも意味深なことを言っていました。
原作も交ぜつつのオリジナルエピソードになりそうです。ホワイトデーの続きで、「卒業式」を冒頭でやってくれないかなぁとか「嫉妬」も入れてくれないかなぁという願望もありつつ「ランキング」はどう絡めるのか
最後まで(クレジットが終わるまで)お見逃しなくということなので「おもいで」や告知などもあるかもしれないです。
こちらも楽しみに待ちたいと思います・
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