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昨日のカーディナル33 の話。自分なりのフルチューンを試しエステルを投げてみた。

 昨日行った釣りでは普段の1/4くらいしか釣りをしなかったと思う。体感でそんな感じ。だけど色々得るものがあった。カーディナル33に自作パーツを組み込んだからだ。

 一つ前の釣りでは、なんとベールのネジが緩んでてライントラブル連発で泣きそうになった。せっかく自分なりのフルチューンで臨んだのに失敗した。

今回こそは!と意気込んでの釣りだった。

zaccomethodフルチューンの内容は…

① 全バラシ、ギアの面取りバフがけ
② 部品全脱脂、グリスアップ
③ 自作クイックキャスト
④ 自作ドラグワッシャーとドラググリス(シマノACE-2)
⑤ 自作バルサ製エコノマイザー
⑥ 自作ロケットスプール

まず、イマイチだったもの、⑥ロケットスプールですかね。ラインの飛びは良くなったけど、少し削り過ぎた。内側のみにすればよかったけど先端側を、磨いたことでスプールの臍にラインが絡みやすくなった気がする。あくまでラッパ型に留めた方が良いね。たぶん。

内側は意味があるけど、外側はたぶん削っちゃダメだと思う。この写真だと上側。

ただ、父親を見ていてフェザリングが疎かになった事なども理由だとも思う。あとは釣り始めはコシのないPEラインだった事かな、違うラインならばマシかも。…カーディナルにPEラインという邪道ぶり。

うまくいったもの
①②とにかくカリカリ感がかなり低減した。バフがけは、何年か使って摩擦のあるところを感じていたんだけどそれを有名リールチューンショップが磨いていたのを真似した。面取りしてカリカリカタカタを減らす。つまり、アンチリバースOFFに近づく。初めて使った時はカリカリが強過ぎて、アンチリバースOFFにして魚がかかったらONにしてた。OFFだとスルスルいい感じになるんだよね。
やり方としてはホビールーターにゴムヤスリをつけて角を丸めるように磨く。ピカールやら研磨剤をつけてバフがけする。ドラグのプレートも同様に。匙加減が大事だね。引っ掛からなくなるほどやる人はいないだろうけど。

カリカリの原因を滑らかに磨き上げた。

③クイックキャスト。問題なく機能した。ベールが返る衝撃が低減したと思う。たぶん、バネの寿命もアップすると思う。

これを、毛描きラインに沿ってホビールーターで削る。
こんな感じ。同じ角度で撮影しろと思う。


④ドラグワッシャーは、今回大きめだと50センチ弱の鱒を3匹釣ったけど、じわじわ締めてもドラグは機能してたと思う。間違って買ったシマノACE-2のドラググリスはベイト用って事だったけど、ドラグワッシャーの小さいカーディナルならばいい感じになんじゃないかと無理矢理納得させたけど、たぶん良かったんだと思う。

青いフェルトにしてみた。
羊毛じゃないけどいいかーって感じ。色が可愛いのでよし!

⑤バルサ製エコノマイザー。こちらも問題なし。プリン巻きにならずにライントラブルは無かった。ちなみに巻いたラインはエステルです。めっちゃスプーンが飛ぶ!駆け足で作ったからもう少し精度を上げるといいだろうと思う。

軽い!
こんな感じ。
エステルを巻く!!

エステルで投げると驚くほどよく飛ぶわ。カーディナル33とは思えないくらいに。おっかなびっくり投げてたけど、基本のフェザリングを考えて何とかできました。

あとはロケットベールとロボハンドルをつけている!ベアリングはヘッジホッグのやつだ。どれも素晴らしいものだ!

 そんなわけで、色々工夫してどんどん自分だけの道具になってきていると感じる。カーディナル33は本当に丈夫だし、信頼できる昔ながらの道具。シンプルだし、信頼できるし、ずっと使えると思う。このリールはずっと試行錯誤しながら使い続けていこうと思う。

楽しもう!!

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