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Daiwaのアンダースピンを修理しました。

 Daiwaのアンダースピン。管釣りをはじめて二つ目に買ったリールです。このリール、買った時にダブルハンドルカスタムしてその後使わなくなってしまった。

 実は、一回開けたら逆回転止めるノブが効かなくなって、それでそうこうしてるうちにドラグのカリカリもならなくなった。

これこれ、銅の薄い板。これでカリカリ音をさせている。

 この銅の部品の先っちょがポロリととれてしまったからです。以前はなんのためにあるのか、よく分かってなかった。

 そしてベアリング2つ入れたけどイマイチ回らず、、、結局そのまま放置した。結局いい加減なカスタムで自ら調子を悪くしてしまったわけです。


 …あれから数年。カーディナル33やミッチェル408を分解して組み直す事ができまして、なんだか現代のハイテクなリールでなければ分解できる自信がついてきました。そんなわけで、眠っていたアンダースピンを整備してみようと思いました。

 バラし方は以前は誰かのブログを見ながらやってましたが、今回はなんとなくで行けました。でもオールドリールに比べれば難しい。ドライバーはマイナスと小さなプラスの2本あれば分解できます。

すんなり行かない分解、だけど今なら大丈夫だ。でもメインのギアは抜けなくなってるんだよね。


 これはね、初心者は少し難しい。リールの構造をかじってればいいけど、自分は何にも理解してなかった。そりゃ調子も悪くなるわって思う。

 最近バラバラにしていたオールドリールはメンテナンス時にはカバーをパカって開けてバラバラ分解が始まり、最後はカバーを閉めて出来上がり。これは本当に簡単なんです。カーディナル33もミッチェル408もカパッと開けてできちゃうし、そうでなきゃ組めない仕組みになってる。これは親切だと思うんです。個々に難しいところはあるけど、白黒はっきりしてる。そして、部品点数が少ないのでわかりやすい。

 だけど、このリールは違うんだと思う。単純だけど、左右を別に組んで合わせる。この瞬間にズレが生じる。些細な事なんだよね。ちょっとした溝に入るか入らないかがコツがいる。できてしまえばコツでも何でもないと思うけど、、、理解してれば。
 あとは、ちょっとミスした別の方法でもなんとか組めちゃう。これが不調のもとだと思う。

 これはね、初心者が作る初心者のための分解動画、組立て動画を撮影するしかないと思う。

 とりあえずショート動画、クルクル回るようになりました。

 Amazonの安いダブルハンドルはリール側に向けて曲げて設定されてるけど、もう壊れても仕方ないと強引に曲げてみました。

これがねー、リールのカバーに擦るのでスペーサーが必要…
万力で挟んで、強引に負けて真っ直ぐに!!

こんな風に強引にやっちゃうのが自分流です。スプーンの曲げでなんとなく鍛えられている?真っ直ぐになったので全長も長くなった!

そして、、、

真鍮板でパーツを作る。フリーハンドで作った!

このドラグを鳴らすパーツ。フリーハンドで作ったパーツだけど穴位置が少し合わなかった。でもほとんど目視(別の方のブログの写真をもとに作ってみた)でコピーできた。

こんな感じにつけてみた!

 チリチリ鳴る!嬉しい!

こんな感じで、テキトーにゆるく遊べるのは嬉しいですね!

 ベアリングも正常に働いてクルクルとスムーズな巻きになりました。そりゃ現代リールには敵わないけど、十分楽しめるようになったと思う。

 これはやっぱり、動画にしてみようかなと思っている。安いリールだけど楽しめると思う。
これから撮影してみようかな??

これ、もしかして長さ違いで二股にしたら、、、和音が鳴るんじゃないか???と無駄な妄想!

楽しもう!!

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