ウエイトとフロートのバランスについて暴走する妄想〜4mmのバルサ板でニョロ系クランクを作って気づいた事〜
はじめに書きますが、これは釣りやルアー作りが初心者のわたしが試行錯誤を記録するnoteなので、後々間違っている事もあると思います。間違っていたら後から加筆と訂正をします。だから、これから作る人には丸々信じないで欲しい、答え合わせは自分で作ってみて欲しいです。先輩方は私のこれからの成長を見守って欲しいです。現時点での自分の感覚を言葉にしています。…めちゃくちゃ長くなってしまいました。
ニョロがかなり調子良い。バルサとバンブーのハイブリッドニョロ、zaccoKENーPです。ちなみに芋けんぴから名付けたんです。
1回投げると1匹釣れてしまう感じだった。
これはすごい!!色もニョロの師匠におすすめされたカラー。
大きめのニョロでも釣れたけどやっぱり小さい方が釣れたので、もっと小さいのを作ってみようと思ったわけです。
そして、早速バルサシートを買って作ってみた!
ニョロにしても何にしてもウエイトとフロートのバランスでルアーは出来ていると思う。なんとなくの足し算引き算をする、暗算をする必要がある。当てずっぽう感覚で作って、後から意味付けする事で、きっと勘は育つと思っている。
ニョロ系ルアーは初めて作ったプラグ系ルアーだけど、ちゃんと作ったのは、釣り場でお会いしたmくらのミイラさんのblogを見てから。このブログはタメになるので、本当におすすめです。勝手に師匠だと思っています!
そうして出来た、4mm厚のzaccoKENーPなんですけど、結果としてはまぁ、泳いだんです。
泳いだんですけど…一つ思う事があった。下の設計図?振り返り結果図?を見てほしい。これまでのウエイトバランスではお尻が沈んでしまったんです。泳がない事は無いけどデッドスローよりは少し早く巻かないと泳がない。どうして?リップが短かった?それにしても尻下がりに沈む。
ニョロのウエイトは基本的には前後につけるんだけど、小さな細いニョロの場合はどうか?結果から推測するに、小さなニョロの場合は後ろのウエイトはいらない、もしくは小さくて良いんじゃないかと思ったわけです。その意味付けについてまとめてみたいと思う。
まず、小さいルアーは、ウエイトとフロートのバランス、コントラスト調整がシビアなってくるはずだ(…と思う。)ボディは浮かびあがろうとして、ウエイトは水に沈む。浮力と沈力…。
ルアーを投げて巻き始めると、リップには水の抵抗が掛かる。リップとボディで水を掻き分けることになる。水の抵抗、渦、それに対してウエイトは何をするのか?きっとボディをピンで留めたように固定しながらも振り回されるようにスライドする?ボディの浮力は姿勢を真っ直ぐ保とうとスライドを修正する。結果ニョロニョロする。これは頭の中の暗算の話し。合っているかはわからんです。
今回の4mm厚のバルサシートで作ったzaccoKEN-Pは、後ろのピン留めが強すぎるために、入力が強くないと動きはじめない。また、尻下がりにもなる。
小さなルアーは、動き始めるために必要な力が小さくて済むと思う。だからデッドスローで引くことができるんじゃないかなと思っている。それが小さなルアーの利点なのかな。
ボディが小さい、ワイヤーが細い。全体的に軽い。その場合、当然軽めのウエイトをつける。
そして、ルアーはボディのバランスに加えて、針やリングをつけた状態で泳がせないとならない。
針やリングの調整幅は少ない。結果としてウエイトやフロートの重さと浮力に対して、リングと針の重さ比率は高くなる。これは忘れてしまいがちだと思った。実際作り始める時に暗算に入れてなかった。リングと針の重さによって尻下がりになるんだと思う。
ひとまずできるだけ小さいリングと小さい針で帳尻を合わせてみる事にする。
仕上がりが後ろ荷重になってしまった失敗の意味を自分なりに分析した。これが今回作った細いzaccoKENーPの失敗点ではないだろうかと思っている。小さなルアーは釣れる気がする。ボディやウエイトを軽くすれば軽くするほど、各部品のウエイトバランスはシビアになる。今回、リングと針の重さについても思慮する良いきっかけになった。まぁ、現時点での考察です。間違っているかもしれないけど良い通過点だった。
そして、この通過点のおかげでまた色んな妄想が浮かんでくる。あんなのとかどうかなー、こんな風にしたら釣れるかも。時間が足りないな、釣りもルアー作りも楽しいし、終わりはない。外は雨だし、眠いのに寝れないし。それでもまた釣りに行きたいし。
楽しもう!!!
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