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群馬県勢初優勝に幻のスラッガー「阿久沢毅」を想う・・・

1978年の第50回選抜高校野球は、群馬県勢が2校出場していた。1校はパーフェクトゲーム達成の前橋高校、通称「マエタカ」。これはあまりにも有名なゲームで、松本投手の映像は何度も放送されている。しかし、コアな高校野球ファンからすれば、もう1校の出場校、桐生高校こと「キリタカ」の方が強烈な印象を残した。小暮、阿久沢の2枚看板でベスト4に進出。まだ、若かった筆者からすると、小暮投手の方が最初は印象が強かったが、当時、木製バットで2試合連続ホームランを打つ、阿久沢毅の凄さを後から知ることとなった。2試合連続ホームランは早実の王選手以来で、大会で10本しか出ていないホームランを一人で2本もかっ飛ばす。幻の、そして伝説のスラッガー「阿久沢毅」を、群馬県勢初優勝に想う。

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