ルーディメンツ1 シングルストローク
こんにちは。Yoshi(@drum_smart)です。
このnoteでは、ルーディメンツに特化した練習法や情報を発信しています。
シングルストロークについて練習法や練習する意味を知りたい!
という質問があったので、答えていきます。
この記事の内容
・ルーディメンツの土台がシングルストロークな理由
・シングルストロークの初心者向けの練習法
・シングルストロークの中上級者向けの練習法
筆者の経歴
・マーチングドラムで日本一を経験。
・5年間世界一を経験した講師から指導を受ける。
・現在、様々なジャンルのドラマーにルーディメンツを指導。
・更新し続ける教則本のデータ版を出版
ルーディメンツには攻略法があり、方法さえわかれば誰でも最短で上手になれます。
ルーディメンツの土台がシングルストロークな理由
まず、ルーディメンツの順序についての話からします。
ルーディメンツの技術は全て繋がっているということが大切です。
ルーディメンツを攻略する順序は
シングルストローク(フルストローク)
↓
ダウンストローク
↓
ダブルストローク(ダウン&アップ)
↓
パラディドル
↓
トリプルストローク
↓
フラム
この順序で、技術を一つ一つ習得していくのがルーディメンツ攻略の順序です。
キーワードは、リラックス(力加減)
全てのルーディメンツをシングルストロークと同じ力加減で叩けるかが
ルーディメンツを攻略するのに最も大切なことです。
逆に、ダウンストロークで力が入っていると感じたら
シングルストロークに戻って、無駄な力が入っていないか確認すればコツが掴めます。
それでは、シングルストロークの練習法について見ていきましょう。
シングルストロークの初心者向けの練習法
1シングルストロークの加減速
1.ゆっくりなテンポで叩きはじめ、自分の最も速く動かせるところまで徐々に速くしていく。
2.自分の最も速い速度を保つ。
3.その後、徐々にゆっくりにして始めのテンポに戻していく。
以外とやっていない人が多いですが、最初にやるべき練習はこの練習です。
動画では両手でやっていますが、片手ずつでやることをおすすめします。
使うところがどんどん、指の方に移り変わっていくことを感じながら行ってください。
もちろんリラックスして。
2. 8’s
片手ずつ8分音符を8回ずつ叩く練習です。
マーチングバンドでは、どこのチームでも行っている1番のベーシックな練習で、1番大切にされている練習です。
世界一位をとるようなトップチームも必ず取り入れている一番シンプルな練習です。
テンポは70~250くらいまでの間で行ってみてください。
リラックスと、リバウンドを感じながら8分音符が正確かを確認しつつ進めていってください。
シングルストロークの中上級者向けの練習法
初級者向けの練習をおこなった上で、実践で使える練習を紹介していきます。
16分タイミング
16分音符を後ろから一音ずつ抜いていくタイミング練習。
動画の楽譜の前に8’sを1小節叩いてから始めてください。
今さらこの練習をするのかと思う方もいると思いますが、16分音符の鋭い音を表現できていないドラマーはものすごく多いです。
シングルストロークが上手く叩けない人は、その他のルーディメンツも合わせて微妙な人が多いです。
メトロノームで16分音符を鳴らしながら、足踏みもして口でカウントしながらできますか?
できない人が多いので紹介しました。
その他初級者からプロを目指す方まで全ての人の要望を答えた教則本を作りました。
圧倒的な楽譜の数と、解説付きになってるのでよかったらチェックしてください。
まとめ
ルーディメンツの1番の基礎は、シングルストローク
ルーディメンツを攻略する順序は
シングルストローク
↓
ダウンストローク
↓
ダブルストローク
↓
パラディドル
↓
トリプルストローク
↓
フラム
・初心者には、加減速と8’sがおすすめ。
・中上級者はタイミング系でリバウンドとリズム感を身につける。
ドラムはコツコツやり続けることが大切なので、がんばりましょう!
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