「やりきった」2022/3/18の日記
今週もお疲れ様でした。
今日は1日9本のレッスン。1日最多記録をまたまた更新。ドカドカとレッスン予約を入れてもらえるので、本当にありがたい。
そして今日もやりきった!!!
それぞれのレッスンを始める1分前までは疲れを感じるが、いざレッスンが始まるとあっという間に終わる。人と話すのが好きなんだな。それと、人が英語を伸ばすために何が必要なのかを考えるのが好きだ。
実は、生徒さんによって話すスピードや単語選びを調整したり、世間話をはさむ頻度を変えたり、コメントやフィードバックの厳しさもちょっとずつ人によって甘くしたり辛口にしたりしている。
特に、小学生や中学生の生徒さんを相手にレッスンをする場合は同じ時間帯でも日によって体調や集中度合いの幅があるので、毎回の「つかみ」のちょっとした世間話を大切にしている。ただただ雑談に見えるかもしれないが、実は生徒さんのその日の様子を把握するのも大事な作業だ。
このような、精神面や身体面を含めて生徒さんがどれだけ授業を受ける準備ができているかのことを教育用語で「レディネス(readiness)」と呼ぶ。風邪気味ならレディネスが低いことになるし、勉強する環境(照明や騒音)も集中度合いに影響する。
年齢が低いうちは、レッスン中に外を走る救急車の音や、急に日差しが強くなったりするだけでも集中力が途切れてしまうことがある。こうした障害を乗り越えて、いかにレッスンに集中させるかが講師としての勝負どころだ。
こうした微調整が自分のレッスンのウリでもある。
全く同じ内容のレッスンをやっても、みんながみんな同じように英語が伸びるわけではない。厳しくされたい人もいるし、優しく励ましてほしい人もいるだろう。話すのが好きな人もいれば、聞くことに重点を置きたい人もいる。そうした細かい希望を見出して、少しずつ寄り添っていくのが好きだ。
そして不思議なことに、これを継続すると毎回きちんと結果もでる。英語講師として冥利に尽きるというやつだ。
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それに、今日は「Focus Talk」という新レッスンも行った。
これはトピックをその場で伝え、15分間でリサーチとスピーチの準備の両方を行ってもらうものだ。短期間で必要な語彙をそろえ、実際のプレゼンまでやってもらう、短時間・高負荷の英語トレーニングだ。
これ、実はめちゃくちゃ高負荷なのでぜひ試してほしい。
今回だけは公開するが、トピックは「How is paper made out of trees?」というものにした。
紙がどうやって木から作られるのか、このプロセスを調べて英語で整理し、わかりやすく英語でスピーキングするのがどれだけ大変か。
短時間のレッスンなのに、英検1級の面接よりも高度なスピーキングのトレーニングとなっている。これを継続すれば、バキバキに英語が上達するぞ。今後も予約募集中だ。
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今日はワインも1本奥さんと開けて、上機嫌だ。
おやすみなさい。