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Step#937|歴史を知れば味が変わる


昨日は第40回
巨峰の丘マラソン大会に参加。

10キロを走って、記録は
1時間4分でした。

40回の記念大会。
今回は巨峰とシャインマスカットの
参加賞ということで
全国から2,000名のランナーが集結。

笛川小学校を発着点に
標高差最大300mのコース設定。
最盛期を迎えた巨峰の丘を
駆け上がり、駆け下ります。

天気が不安定で残念ながら
富士山の眺望はありませんでしたが、
地元の方の温かい声援が
たくさんあり、良い大会でしたね。


先日出版され、紹介した
竹下大学さんの
「日本の果物はすごい」によると、

「シャインマスカット」の登場によって
存在感が薄れつつあるものの、
日本の品種で「巨峰」ほど偉大な品種は存在しない。

1998年(平成10年)、最盛期の面積は、6660haだ。
イネにたとえれば、「コシヒカリ」級、
リンゴにたとえれば「ふじ」級の存在なのである。

「巨峰」が世に送り出されたのは「コシヒカリ」よりも約10年早く、
終戦の年1945年(昭和20年)頃であった。

品種になる前の段階で、
切り倒されることなく太平洋戦争を生き抜いたという、
リンゴの「ふじ」とまったく同じ生い立ちを持つ。

第3章ブドウ 謎の品種が日本で興した2つの産業(p159より引用)

同書によると
ブドウ狩りが始まったのは
山梨県勝沼町から。

1958年の新笹子トンネル開通で
ブドウ目当ての観光客が一気に増加。

勝沼ICを降りると
無数のブドウ園があって
昨日も多くの観光客で賑わっていました。

急勾配の坂は登りも降りも
キツくて身体に堪えましたが(汗)

ブドウ栽培の観点から見たら
水はけ・日当たり・風通しに最適の場所。

農家の方に尽力に思いを馳せて
参加賞をいただこうと思います。

●今日の一歩
生い立ち、歴史を知れば、味が変わる。
知識が増えれば、日常は豊かになる。

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