TVアニメのシナリオライターになりたいひとへ

こんにちは~

今回はシナリオライターに関して、お話しようと思います

TVアニメのシナリオライターに必要なスキルは…まず文章が書けなければなりません

当たり前のことですが文章を書くのが苦手とか、他人が読んで意味がよくわからない文章では、お話になりません

上手い文章が書けるのは大前提として…TVアニメのシナリオは小説とは違います

まず映像になることを考えて書かなければいけないのです

当たり前だとお思いでしょうが…

映像になることを考えて無くて良いなら小説のアニメ化はシナリオは必要なく原作の小説から映像化すれば良いことになります

では何故、小説のアニメ化でもシナリオが必要なのか?

小説は読者のイマジネーション委ねて…むしろ読者が、それぞれのイマージネーション膨らまして読んでくれる

それはそれで、それが小説の素晴らしい事なのですが…映像化するにあたって、それではマズイのです

視聴者は映像を観てしまうので視聴者のイマジネーションにお任せする…という訳にはいきません

制作者それぞれが「俺は、こういう映像だと思った」「いや俺は、ああいう映像だと思った」と喧々諤々になってしまいます

それで、そういう事にならないように映像化前提のシナリオが必要なのです

小説には色々あって…例えば主人公の視点で一人称で進む小説もあります

でも、それだと映像化しずらいですよね

それはそれで映像の作り方は面白いかもしれませんが…大変です

主人公が見聞きしたこと以外は一切の説明が無いのですから…

わかりやすい例を上げると…ルパン三世カリオストロの城で例えてみましょう

(カリオストロの城を見たことがない人は今回いい機会なので是非とも視聴してみて下さい…宮崎監督の初映画館監督作品なので)

まず修道院から戻って来たクラリスは、いきなりカリオストロ伯爵と結婚する事を強要され車を奪って逃げだします

が、追っ手に追われて気を失ってしまいます

気づくと知らないおじさん(ルパン)に抱きかかえられていました

「離して!」ともがいていたら崖から落ちて、おじさんは気絶しまいました

優しいクラリスははめていた手袋を水に濡らして、おじさんの額にあてって介抱してたら追っ手が迫て来たので逃げ出しましたが捕まってしまいました

そして連れ戻されて薬で眠らされてしまいました

気づくと、さっきのおじさんが居て「泥棒です…捕らわれ姫を助けに来ました」

そこに伯爵たちが現れて、おじさんは奈落の落とし穴に落とされてしまいます

しばらくして家庭教師(不二子)がアーミールックで現れて「用はすんだので、ここから出ていくわ」

そしたら、おじさんがてんまどから現れて「迎えに来たよ」

おじさまと家庭教師と一緒に逃げ出そうとしますが伯爵のてによって、おじさまが瀕死の重傷をおいます

クラリスは自分が戻ることで、おじさんの命乞いします

が…伯爵は、おじさんを殺そうとしてクラリスは体を張って阻止します

その間に、おじさまと家庭教師は逃げ出しました

クラリスは、また薬で眠らされてしまいました

気づいたら伯爵との結婚式で、いきなりおじさまが剣で串刺しにされていました(実は人形)

悲鳴をあげるクラリス、と本物のおじさまが現れてクラリスを連れて逃げます

二人は時計塔に追い詰められます

おじさんはカリオストロのざいほうの秘密をおしえるからクラリスを諦めろ…伯爵は了承したふりをして秘密をきいた後おじさんを殺そうとします

クラリスは、また体を張って伯爵の邪魔をしようとして湖に蹴落とされます

クラリスを追って、おじさんもとびおります

クラリスが気づくとみずうみの水が抜けてローマの遺跡が現れていました

飛行機から、いっぱいパラシュートの人(インターポール捜査員たち)たちが下りてきました

おじさんは「怖~い人が、いっぱい来るから逃げなくちゃ」

クラリスは「連れていって下さい…まだ泥棒は出来ませんが一生懸命覚えます」

おじさん「馬鹿な事いうんじゃない」と言って去って行きます

そしてインターポールyの捜査官(銭形)がやってきて「まんまと盗まれたか」」

クラリス「いえ、あの方は何も盗んでいません」

インターポールの捜査官「いえ、奴は見事に貴女の心を塗すんでいきました」」

クラリス「はい

(岡田斗司夫様すみません、引用させて頂きましたm(__)m)

いや何だかわからない話になるでしょう(もちもん、それを狙って成功した7アニメも有ると思いますが…)

なのでTVアニメのシナリオとしては、そういう一人称の小説をTVアニメと成立する為にTVアニメのシナリオライターが必要なのです

すみません、ちょっと長文になってしまったので今回は、ここまでとさせて頂きます。

続きは000、また書き込みますm(__)m

拝聴ありがとうございました

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