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雑談の小径006

006
名前も知らなかったアレの使い方

子供の頃、足に関する躾をきっちりとされてきた。
脱いだ靴はきちっと揃えないと怒られたし、布団も踏んではいけなかった。人を跨いではいけなかったし、物も踏んではいけなかった。
足でものを動かすとか、足で何かをすること自体が、行儀の悪いこととして教え込まれたわけ。
小さい頃からそう言われ続けてきたので、それが当たり前だと思ったし、他の家庭でも同じなのだと思っていた。

ところが結婚して異文化が入り込んできた。布団は普通に踏むし、床に置いた新聞紙(それすらおかしいと思うが)も平気で踏む。靴も脱ぎっぱなし。そんなのを見ていたら何となく気が緩み出したのか、この狭い部屋に敷かれた布団、掛布団は嫌だけれど敷布団くらいならちょっと踏んでもいいかな、なんて思いだした。
ある時、脱いだ靴の乱れを指摘されたが、ちょっと待て、お前の脱ぎっぱなしを見ててちょっと気が緩んだだけだろが!と心の中で叫んだw

そんな私だから、これの操作方法にいつも疑問を覚えながら操作するんだけど。

ドアを開いた時に当たって傷が付かないように、また開放しておくための「戸当たり」または「ドアストッパー」、まあ、名前も知らななかったからちゃんと調べたんだけどさw、あれってさ、大体足元に付いてるじゃん?
金具をドア側に引っ掛ける時に手を使う?足を使う?そもそもどっちを使うことを想定して作ってるの?これ。

行儀悪いことをしているのか?とずっともやもやしつつ、今日も足で金具を引っ掛ける。

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