「ヘルペスウイルス性ぶどう膜炎」を患ってます。 02 ぶどう膜炎ってなによ?
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そもそも「ぶどう膜」なんて言葉を初めて聞いたので、ん?ぶどう?なんですかそれ?状態でした。
ぶどう膜とは、
「ぶどう膜とはいわゆる「茶目」の部分から奥に広がる、虹彩・毛様体・脈絡膜の3つをまとめて呼ぶ総称です。これらの組織は血管やメラニン色素が豊富で、眼球の外側を包む強膜を除くと形も色もぶどうの房に似ていることから「ぶどう膜」と呼ばれています。」
「他の眼組織に比べて血管の数が多くさらにその密度が非常に高いため炎症が起きやすく、多くの場合全身の炎症も伴います。」
(九州大学医学部眼科HP https://www.eye.med.kyushu-u.ac.jp/patient/question/index.html)
という事みたいです。で、そのぶどう膜が何らかの原因で炎症を起こす事を総称して「ぶどう膜炎」と呼ぶんですって。しかも、原因となるものが
「ぶどう膜炎は、サルコイドーシス、原田病、ベーチェット病のように全身の免疫異常が要因であることや、細菌性眼内炎やヘルペス性虹彩毛様体炎のように細菌、ウイルスの感染、強膜炎では全身の免疫異常、感染ともに要因になることがあります。また、外傷や悪性腫瘍も要因となります。しかし「ぶどう膜炎」と診断されても3人に1人は原因疾患がわからないとされています。」
(公益社団法人日本眼科学会HP 「ぶどう膜炎」https://www.nichigan.or.jp/public/disease/name.html?pdid=21)
との事で、色々調べてみてもなお原因が分からない目の病気って何なのよ、そんなの怖いに決まってんじゃん。
最初に駆け込んだ町の小さな眼科ではもちろん分からず、大きい病院へ紹介状を貰って検査が始まったわけですが、眼科分野と同時進行で、まず免疫疾患である膠原病の分野を疑われて、そちらの検査から始まりました。血液検査では全く異常なし、先生が首をひねります。
で、じゃあ次はこっち、次はあっちに送られて、ようやく原因が突き止められてからのスピード感は凄かった。
「早くしないと失明する。」
そんな、ええええええ~~~~??? そんな事が私に起こってるの??? えええっと??? 的な信じられない感のまま、突如乱高下するジェットコースターに乗せられたのでしたw