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ロクリアンスケールを使った不気味なBGM制作の挑戦

こんにちは、Yoshaです。今回は、作曲においてあまり使われないスケール「ロクリアンスケール」を使ってBGMを制作しました。普段は避けられがちなこのスケールですが、その独特の雰囲気を活かして、特殊な場面で使える曲を作り上げました。

ロクリアンスケールとは?

ロクリアンスケールは、チャーチモード(教会旋法)の一つで、非常に不安定で緊張感のある音階です。主音(1度)と完全5度が共に減音されているため、和音を作る際に不安定な響きを持ち、一般的には作曲に使いづらいとされています。しかし、この不安定さを逆に活かすことで、独特の雰囲気を醸し出すことができます。

曲のテーマとインスピレーション

今回の曲のテーマは、「踏み入れてはいけない場所に来てしまった……」という自然や神への畏怖と緊張感です。TRPGのセッションやホラー系の動画制作で、登場人物が禁足地に足を踏み入れた時の不気味さや、背後に迫る未知の恐怖を表現したいと考えました。

「禁足地」:曲の特徴と構成

「禁足地」というタイトルをつけたこの曲は、ループ対応のBGMとして制作しました。自然の脅威や神秘的な力への畏敬を感じさせる旋律と、ロクリアンスケール特有の不協和音を組み合わせることで、聴く者に強烈な緊張感を与えます。また、ループ対応にしているため、TRPGのセッションや動画のバックグラウンドとして繰り返し使用することが可能です。

ロクリアンスケールの効果と感想

実際にロクリアンスケールを使用してみて、その不安定さがもたらす独特の雰囲気には驚かされました。通常のスケールでは表現できない、異質で神秘的な空間を描き出すことができたと思います。このスケールを使ったことで、普段とは一味違ったクリエイティブな挑戦ができました。

曲のダウンロードと使用方法

こちらが今回制作した「禁足地」のBGMです。自由にダウンロードしていただき、動画制作やTRPGのセッションでぜひご活用ください。畏怖と緊張感を必要とする場面で、効果的にお使いいただけると思います。

ダウンロードはコチラ
https://commons.nicovideo.jp/works/nc369899

結び

ロクリアンスケールを使ったBGM制作は、非常に挑戦的で面白い経験でした。今後もこのように普段使わない音階や技法に挑戦して、さらにユニークな音楽を作っていきたいと思います。次回の作品もお楽しみに!


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